教えてくれたのは……おそうじダイアリーさん
関東エリアを中心に、洗濯機分解清掃を行っている掃除のプロ。年間約600台の洗濯機をきれいに清掃している。YouTubeチャンネルの「おそうじダイアリー」では、家庭でできるかんたんな掃除方法を発信中。
洗濯機や脱衣所の臭いを防ぐ「封水」とは?
封水(ふうすい)とは、排水トラップにたまっている水のことをいいます。洗濯機の排水口を外して確認すると、内部には「排水トラップ」と呼ばれる部分があり、そこに水がたまることで排水管からの臭いや害虫の侵入を防ぐ役割があります。普段は見えにくいですが、臭い対策に重要な部分です。
なぜ封水があると臭いを防げるの?
排水口の下には、あえて水をためる「封水」という仕組みがあります。この水がふたのような役割を果たし、下水管から上がってくる臭いや害虫が室内へ入り込むのを防いでいます。
排水口は下水管につながっているため、何もしなければ下水の臭いがそのまま上がってくる可能性があります。しかし、封水がたまっていることで空気の通り道が水で遮られ、臭いの侵入を防ぐことができます。そのため、排水口から嫌な臭いがするときは、汚れだけでなく「封水がきちんと残っているか」を確認することが大切です。
洗濯機まわりや脱衣所が臭う原因になる「封水切れ」とは?
封水切れは、長期間使用しないことで封水が蒸発したり、排水設備内の圧力変動などによって水が減ったりすることで起こる場合があります。封水がなくなると、排水管からの臭いが室内へ入り込みやすくなるため注意が必要です。
封水切れが起きたときの対処法
1. 封水の確認
排水口内部にたまっている「封水」が減っていると、下水からの臭いが室内へ入り込むことがあります。まずは排水口に水がたまっているか確認しましょう。
封水切れが起きたときは、排水トラップに水を流して封水を戻します。その後、内ぶたがある場合は正しく取りつけ、しっかり閉まっているか確認してください。
2. 空気の流れを確保する
気密性の高い住宅では、換気扇の使用による空気の流れが、排水設備に影響する場合があります。24時間換気システムを使用している場合は、給気口が閉まっていないか確認してみましょう。
臭い対策は封水の確認も大切
脱衣所の嫌な臭いは、封水切れが原因で起こる場合があります。排水トラップに水がたまっているか確認し、封水を保つことで下水からの臭いの侵入を防ぎましょう。






