かんしゃくとは?
かんしゃくとは、子どもが環境や成長に伴っておこす表現法の1つです。
例えば、自分の思い通りにならなかったりすると、自分の気持ちを制御できず、
どうしてよいか分からなくなってしまい、その場にしゃがみ込みながら泣いてしまったり、
大声で叫んだり、手や足で乱暴な行動をとる、…といったことが挙げられます。
かんしゃくを起す時期は様々ですが、2歳前後で多く見受けられます。
もちろん原因や症状は、子供一人一人違います。
ちなみに、筆者の息子は、一日に3回かんしゃくを起すことも多く、
大人3人掛かりでなだめたこともあります。
①かんしゃくを起したら、まずは静かな場所に移りましょう
公共の場や周囲に人がいる場合にかんしゃくを起してしまったら、
まずは静かな場所に移りましょう。
道路などで起してしまった場合は、事故にもなりうるので
抱っこしてでも、安全な場所に移動しましょう。
②そばで見守りながら、共感する言葉をかけてあげる
かんしゃくを起している間は、無理やり抱っこしようとしても
かえって嫌がってしまい、お互い大変なので、その場合はそばで見守りましょう。
また、かんしゃく中に、頭ごなしに叱ると子どもは自分を理解してくれる
相手がいないと思って更にエスカレートする可能性があります。
例えば、使いたいおもちゃを貸してもらえなかった時にかんしゃくを起してしまった時は
「そうだよね。あのおもちゃカッコいいもんね。使いたくなっちゃうよね。」等
まずは共感する言葉をかけながら、そばで見守る。
もし可能ならば、身体のどこかをトントンしながら言うと◎
ちなみに私は、はじめに「そうだよね。」と言います。
そうすると、自分もいったん落ち着くし、そのあとの言葉も肯定的な言葉が出やすくなる気がします。
③落ち着いたら抱っこor抱きしめる
大体10~20分くらいすると子供も落ち着いてきます。
そのタイミングを見て、親から「抱っこしてもいいかな?」と言います。
そういうすると、かんしゃくを起したばかりの時は嫌がっていた抱っこもスムーズにさせてくれます。
その時も、共感する言葉を言いながら、抱きしめてトントンしてあげると
更に落ち着いてきます。
④落ち着いたら話はじめる
子供が十分に落ち着いてきたら、子供と話をします。
先ほどの続きだと「おもちゃ使いたかったよね。でも、お友達が使ってたよね。
○○も遊んでいる途中にお友達に取られちゃったら嫌な気持ちになるよね?
お友達が使い終わったら貸してもらおうよ。」等と話しをしましょう。
かんしゃくを起してしまったら、まずは気持ちを落ち着かせて、親は自分のことを
理解してくれるんだと感じてもらうことが大切だと私は思っています。
そのあとに、親が伝えたいことを伝えた方が子供もきっと受け入れてくれると思います。
以上、これはあくまで私の考え方・方法なので、こういう対応方法もあるんだなぁと
軽い気持ちで考えてくれたら幸いです。
私は、かんしゃくも成長過程で必要な気持ちの表現方法の一つだと思っています。
私の息子も当初は本当にかんしゃくが凄まじかったですが、
今ではとても落ち着いて、かんしゃくも起きなくなりました。
いまかんしゃくで悩んでいる方がいらして、その方に少しでも参考になれば幸いです。
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