タイムアウトとは…
アメリカでは主流のしつけの方法です。
インターナショナルスクールで働いていた時に使っていました。
対象となる年齢は、言葉がわかるようになった2歳くらいのお子さんから小学校低学年くらいまでです。
お子さんが、
「何度も注意したのに止めない…」
「言うことをきかない…」
こんな経験はありませんか?
筆者も、どうすれば良いかわからず大きな声で怒鳴ってしまったこともありました。
叱れば叱るほど、お子さんが調子に乗ってしまい、逆効果だったりしますよね。
そんな時にタイムアウトを思いだして使ってみたところ、効果絶大でした!
タイムアウトの使い方
息子は、おもちゃを投げてしまうことが多いです。
遊び場などで物を投げてしまうと、お友達に当たってしまうかもしれませんよね。
まずは、いつも通り
「物を投げたらいけません、やめてね。」と、2〜3度注意をします。
ここで止めてくれたら良いのですが、それでも聞いてくれない時もありますよね。
そんな時は…
「10秒以内にやめてね。」と言い、カウントダウンをスタートします。
「10・9・8・7・6・5・4・3・2・1・0」
0になってもやめない時には、廊下もしくは別室に連れて行きます。
これを、クールダウンと呼びます。別室に連れて行くことで、お子さんも「いけないことをしたんだ」と、思うようになります。
廊下などに連れて行ったら、諭すように注意をします。
ママもかっとなっているかと思いますが、ここはぐっと我慢して下さい。
諭すように注意をすることで、お子さんも「こういうことをしたからいけなかったんだ」と、しっかりと反省してくれますよ。
《言い方の例》「物を投げたら危ないよ。お友達がいたいいたいするよ?良くないよね。やめてね。」
タイムアウトを使うようになってから…
息子はすぐに調子に乗ってしまうタイプなので、叱ると調子に乗って手がつけられなくなることもありました。
強く言えばやめてくれると思っていたので、大きな声で怒鳴ってしまったことも何度もありました。ですが、それは大間違いでした。
タイムアウトを使いはじめた時はよくわかっておらず、「息子には効果がなかったのかな?」と思いましたが、2週間ほど続けると効果が出始めました。
今では、カウントダウンが始まってすぐにやめてくれるようになりましたよ。
こんなママにこそ使って欲しい!
お店など、外では周りの目が気になって叱れないというママもみえると思います。
ママ友さんから、そういったお話を聞いたことがあります。
そうすると、お子さんが外では叱られないと思ってしまいます。
お子さんの叱り方を統一するということは、とても大切なことです。
タイムアウトは、叱るというよりも注意に近いものなので、場所を選ばず使えますよ。
同い年のお子さんを持つママさんは同じような悩みを持っている方が多く、もっと多くのママさんにこのタイムアウトを知って頂きたいと思い、この記事を書きました。
是非、使ってみてくださいね。
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