手軽に老け顔予防!二重あごを解消する舌(ベロ)トレって知ってる?

心と体

2018.07.06

目のたるみやシワの増加のほか、ほうれい線が深くなったり、二重あごだったりと年をとったから、少し顔が老けてきたなと思っていませんか? 実はそれ、加齢のせいではなく、あごのゆがみからくる悩みなのかもしれません。さつま骨格矯正鍼灸整骨院の総院長である薩摩宗治さんに、あごのゆがみをとる舌トレについて伺いました。

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顔面の筋トレをすればあごのゆがみをケアできる!

「最近は、スマホ依存のため長時間下向きで見ていることで二重あごになったり、無意識に歯をくいしばってあごの筋肉を発達させてしまい、あごをゆがませてしまう人が増えています。またあごは、食べる、話す、笑うなどの行動で、1日3,000回以上働いているだけでなく、歯を噛み合わせたときに、体重の1.5〜2倍の力がかかっているといわれていて、カラダの中でもっともゆがみやすいと場所でもあります。かといって、あごのゆがみは放っておくと、ほうれい線が深くなったり、顔はたるんだりして、老け顔になってしまします」と薩摩さん。たしかに、スマホを見てると、時間を忘れて数時間も経っていたなんてことも…。でも、これ以上老け顔になるのは勘弁してほしい~! どうしたらいいのでしょう。「あごを支えているのは、顔と首の筋肉とその筋肉を包むように覆う筋膜です。さらに舌とあごは連動しているので、トレーニングをすることで、落ちたあごを上げることができるのです」。

徐々に時間をのばして効果をアップ!【舌ストレッチ】

1.口を軽く開け、あごを少し上げてスタンバイ。舌をできるだけ前に出して、出し切ったら10〜30秒キープします。

2.あごを上げて、舌を鼻先につけるようなイメージでできるだけ上に伸ばし、視線は上へ。10〜30秒キープします。

3.舌をできるだけ右側に伸ばします。視線も右上へ移動させ、伸ばしきったら10〜30秒キープします。

4.舌をできるだけ左側に伸ばします。目線も左上を見て、伸ばしきったら10〜30秒キープします。

猫背では首が縮まり、舌の動きが狭められてしまいます。舌ストレッチは、後ろに組んだ両手を斜め下に引っ張り、胸を張って行いましょう。

フェイスラインがアップする【舌ぐるりん】

口を閉じたまま、舌で歯茎の表側をなぞるように、ぐるりと舌を回します。そのとき、目も同じ方向に動かします。左回りに10回回したら、右回りも同様に。1日に何回行ってもOKです。

「あごの関節とくっついた舌は、顔のインナーマッスルともいえる存在です。舌ストレッチで舌を鍛えれば、下がったあごが舌と一緒に引き上がり、スマホによる二重あごを解消して、たるみもアップしますよ」舌もトレーニングすることができるんですね。すごい!やってみると、自分の舌がまったく鍛えられていないことを実感。これは続けなければ!

あごのゆがみをなくして、しわ、たるみのないスッキリしたフェイスラインを手に入れたいものですね。7月7日発売の『saita』(セブン&アイ出版)8月号『あごのゆがみケア』では、顔面筋膜のトレーニングや側頭筋のトレーニングなど、ほかにもあごのゆがみをケアできるトレーニングを紹介しています。あごのゆがみチェックシートもあるので、あなたの今の状態も確認できますよ。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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