片付けを習慣化するメリットは?
習慣化とは、朝起きたら、顔を洗ったり、コーヒーをいれたりするように、無意識に行動や思考を繰り返す状態になること。習慣化されていないコトを行う場合、『何かを意識決定』しながら行うので、エネルギーを消費し、とても疲れてしまいます。今度こそ片付けるぞ! と気合で片付けに取り組んでも、疲れてしまい結局、片付けができなかった……というのは、片付けが習慣化されていなければ、起こりうること。
反対に、片付けが習慣化されていれば、無意識に片付けをできる状態なので、エネルギーを消費することなく、片付けができるので、疲れることなく片付けが進みます。習慣化できれば、面倒な片付けも継続でき、自信もつくので、ますます片付けがラクに行えるようになります。
片付けを習慣化するための4つのコツ
一度、片付けが習慣化されれば、片付けを継続的に行えるようになりますが、習慣化できるようになるのは、なかなか難しいもの。片付けを習慣化するために、今からできる4つのコツをご紹介します。
1.片付けを習慣化する必要性を明確にし、部屋の状況を正しく理解する
まずは、片付けを習慣化する必要性をはっきりと明確にしましょう。
- なぜ、片付けをしないといけないのか
- 片付けを習慣化できなかった場合、どのような状況になるのか
- 現在の部屋の状況を、正しく理解し、具体的に何に困っているのか考えてみましょう
2.具体的な目標を設定して、片付けのハードルを下げよう
片付けの習慣化に失敗する理由に、完璧に片付けたい! と理想を高く持ちすぎてしまうことがあげられます。理想を高く持ちすぎてしまうと、うまくいかなかったときに、「やっぱり私は片付けは向いていない」「片付けできない自分はダメな人間だ」と自信を無くして、ますます片付けしたくなくなる……という悪循環に陥ってしまいます。片付けを習慣化するためには、「無理なく、簡単に片付けを続けられる」方法で片付けに向き合うことが、大切です。これなら私でも片付けられそう! と思えるよう、片付けのハードルを下げて、片付けに取り組みましょう。手を動かして、片付けてキレイになった! を積み重ねて、一歩一歩理想に近づいていきましょう。
3.自分に合った、習慣化の仕組みを作る
1.2を踏まえたうえで、自分なりに、片付けを習慣化していける仕組みを作りましょう。
自分との約束は、守れないことが多いという方は、仲のいいお友達をお家に招く日を決めて、片付けざるを得ない状況を作る。片付けの成果を実感できれば、頑張れそうという方は、片付けた場所を写真に撮って、記録する。ついつい、片付けを先延ばしにしてしまうという方は、いつまでに片付けると期限を決める。これまで、片付けを習慣化できなかった理由を考えて、これなら自分でもできそう! と思える習慣化の仕組みを作ってください。
4.すでに習慣化できているコトに片付けを組み込む
すでに習慣化できているコトに、片付けを組み込むのもおすすめです。例えば、洗濯機を回している間を、片付けの時間にする。歯磨きをした後を、片付けの時間にするなど。それくらいならできそう! と思えませんか? すでに習慣化できているコトに組み込むと、案外、片付けを意識するのは簡単ですよ。
片付けをを習慣化するためのコツをご紹介しました。まずは、片付けを習慣化することの必要性を、自分自身でしっかりと理解して、自分に合った片付けの仕組みを作ってみてくださいね。あなたの片付けが、これからもっとラクに気持ちよく行えるよう、参考にしていただけると嬉しいです。