アイロンをかける前に
<アイロン掛けの準備>
<用意するもの>
- アイロン
- アイロン台
- 霧吹き
<アイロンを設定する>
- 綿100%は高温(160度~210度)
- 混合生地は中温(120度~160度)
Yシャツのアイロン掛けの手順
アイロン掛けのコツは細かい部分からかけることです。
1:えり→2:肩→3:袖口→4:袖→5:身ごろ の順番にかけましょう。
手順を守ることで、シワになりにくく時短にもなります。
最初に霧吹きで全体を湿らせてから、アイロンをかけます。
1.えり
端から中央にかけます。左手で生地のシワを伸ばすようにしましょう。
一度に端から端までかけてしまうと、シワになりやすいので注意します。
反対側も同様に。
2.肩
1.アイロン台の端を利用して、エリを立てます。
2.平に整えたら、肩の部分にアイロンをかけます。
反対側の肩も同様に行います。
3.袖口
1. 袖口をかける
裏側→表側の順番にかけます。
袖口を広げ、両端から中央に向かうようにアイロンをかけましょう。
2.アキ部分をかける
1.アキ部分をきちんと揃えます。
2.袖口から肩のほうに向かってアキ部分にアイロンをかけましょう。
3.タックをかける
タックを揃え、上から押さえつけるようにアイロンをあてます。
4.袖
脇下の縫い目を合わせ、生地を整えます。
❶袖口→脇→❷袖ぐり→❸袖山から全体に向かってアイロンをかけましょう。
ひっくり返して反対側も同様にアイロンをかけます。
5.身ごろ
1.右前みごろ
アイロン台の端を利用して、肩の部分を合わせ生地を整えてからアイロンをかけましょう。
ボタンの部分はアイロンの先を利用して丁寧に。
2.右脇
生地を送り、脇部分を合わせる。
脇下の縫い目を左手で引っ張りながら、脇に向かってアイロンをかけます。
3. 後ろ身ごろ
生地を送り、後ろ身ごろに合わせて手で生地を整えます。
シワにならないようにゆっくりかけましょう。
タックは手で引っ張りながらアイロンで上から押さえるようにします。
4.左脇
生地を送り、脇部分を合わせる。
2.の右脇と同様にかける
5.左前みごろ
生地を送り、アイロン台の端を利用して左前身ごろに合わせます。
前たて部分を手で引っ張りながら生地を伸ばすようにしっかりアイロンをかけましょう。
6.ポケット
先に両端をかけて、最後に中央にアイロンをかけます。
生地がよれてしまうのを防ぎます。
完成です!
Before
After
※シワにならないように、あたたかいうちにハンガーにかけましょう!
アイロンのコツは、手順を守ること!
いかがでしたか?
ハードルが高かったYシャツのアイロン掛けも基本の手順を守ることで、意外と簡単にシワが伸びました。
自分でアイロンをかけたシャツがまるでプロレベルの仕上がりになるなんて、心の「しわ」もスッキリです!
皆さんも、ぜひご自宅でアイロン掛けの時間を楽しんでみませんか?