新年度スタート。「また学校に行かなくなるかも…」お子さんの不登校を経験したママが"忘れがちな大切なこと”

家族・人間関係

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2022.04.06

こんにちは。 ママのためのオンラインサロン&スクールを運営している心理カウンセラーのrikaです。 いよいよ新学年の新学期がスタートします。今まで不登校ひきこもりだった子もこのタイミングで新たなスタートを迎えるケースも多いはず。 今回は、4月から新しいスタートを迎える子を持つママに、子どもと関わる上で絶対に意識してほしいことをお伝えします。

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不登校からの出発

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4月。新年度、新学年のスタート。

私は、不登校ママのオンラインサロンやスクールを運営していますが、高校受験や大学受験に臨み、この4月から25名ほどが新しい場所でスタートします。

不登校・ひきこもりだったところから、前向きになってきて、意欲を持ち、進路を真剣に悩んだり、志望校に入れるように頑張ってきたというのを知っているので、新しいスタートを迎えられて本当によかったなあと心から思います。

また不登校になったらどうしよう……

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でも、新しいスタートが目の前に迫ってるのに、時々あの時のドキドキが蘇ってきて不安になっているママがいます。

そう、あの不安です。

また不登校になったらどうしよう…

不登校を経験したママは、子どもが不登校になった時に散々苦しい思いをしているので、ポジティブな状況に変化していく時に限って、この不安な気持ちがムクムクムクっと顔を出します。

そうなると「もうあんな思いはしたくない!」「また不登校になったら困る!」そんな気持ちが湧いてきて、なんとか気持ちよく入学式を迎えられるよう、そして、登校しだすと今度はそれが継続するよう、いろいろ必死になるのです。

腫れ物扱い

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たとえば、

入学式を笑顔で迎えられるように穏便をキープする。
子どもをイライラさせない。
子どもの機嫌を損ねない。
朝は気持ちよく起こす。
学校で必要なものは絶対粗相のないように用意する。(足りないものがあると「学校に行きたくない!」となるのを防ぐため)

などなど、ママはとにかく気を使いまくる。いわゆる、典型的な腫れ物扱いになります。

ちょっとでも子どもが反抗的な態度を取るとビクビクし、機嫌が悪いと不安になる。そして、そんなことを気にしているうちに今度はそれをやめられなくなります。

辞めてしまったら、もしかしたら学校に行かないかもしれない。という恐怖があるからです。

不登校からの卒業

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ちなみに、うちの息子は中学不登校でしたが、高校からは普通に通学するようになりました。
そして、入学してからは、当たり前に学校に行くようになりました。

そんな私が心がけたこと!それは……
「ひきこもりの不登校の子」ではなく「普通の高校1年生」として接した。

これだけ!

高校に入学するまでは、「不登校の息子がこれからまた学校に行く」という目で見てたこともありました。そんな時は、不信感と不安が溢れてきました。でも、息子は新たな一歩を踏み出した時点で、もう不登校は卒業しているのです。

だから、息子が高校に入学してからは、カッコいい爽やかな高校1年生として、私は息子に接することにしました。

不登校の前に思春期!

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そうなのです。普通の高校1年生。

朝なかなか起きないことも、ちょっと反抗的な時も、不機嫌で口数が少ないことも、ゲームでイラついてることも……普通の高校1年生の思春期の日常!むやみに恐れることはないし、不登校と結びつけることもありません。

そして私は、不登校ママから高校生ママになったのです。

私が高校生ママとして、学校のことは子どもに任せ、あれこれ采配しようとせず、子どもに不安や不信感を持たずに接してると、子どもは高校生として自分でしっかりやっていきます。でも、ママが不登校ママのままでいると、子どもも不登校の子として不安定になっちゃいます。

なので、子どもが再登校したときに心がけたいこと!

「新しくスタートする子を、不登校ママの視点で見るのはもう卒業する」

そしたら、もっと余裕のある関わり方ができるし、不安な気持ちも落ち着きます。

なんでも不登校と結びつけず、思春期の健全な子どもと捉えて関わりましょう。

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著者

rika

rika

子育て・夫婦関係など、自分自身の毎日をハッピーにするための処方箋をさまざまなテーマで発信 ●Amebaオフィシャルブロガー ●NHKカルチャー講師 ●著書「子どもが不登校になったら読む本ーすべて解決できる"笑顔の処方箋"」第6刷増刷 ●ハッピーママサロン「rika's cafe」主宰。ママのためのオンラインサロン運営・講座・セッションなどを開催し、5年で3,000名が受講 ●心理カウンセラー

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