緑茶、ウーロン茶、紅茶…葉っぱは全て同じ!?
世界中にはさまざまなお茶がありますが、緑茶、ウーロン茶、紅茶などは全て同じツバキ科の植物、いわゆる茶の木(ちゃのき・ツバキ科ツバキ属の常緑樹)の葉を使っています。この葉を摘んで、乾燥や発酵を行う加減に差をつけることにより、緑茶やウーロン茶、紅茶などの種類に分けられます。
例えば緑茶は不発酵茶と呼ばれ、摘んだ葉の緑の色味を残しています。それに対して紅茶は完全発酵茶という種類で、カテキンやタンニンと呼ばれるいわゆるリラックス成分が発酵することで酸化し、赤く色づいているのが特徴です。緑茶、紅茶の他にも分類の中では青茶と呼ばれるものもあり、こちらはウーロン茶が代表格。その他にもジャスミン茶は白茶と呼ばれ、段階でいうと緑茶より1つ発酵が進んだレベルのお茶となっています。
何を飲んでいますか?
お仕事や家事の合間の飲み物といえば?最近は健康のため、白湯を飲んでいる人も多いようですが、圧倒的に多いのがペットボトル飲料ですね。しかしこれからの季節、夏に向けてエアコンが効く部屋にいると、手足や体の冷えを感じることも多くなり、その上冷たい飲み物を飲んでいると内臓まで冷えてしまいそう…そんな時には、温かいお茶で小休止。ホットティーなら、より茶葉の特徴を楽しめます。
世界のお茶が見つかる「ルピシア」
デパ地下やショッピングモールのおしゃれなディスプレイに思わず目が留まる「ルピシア」。このブランドの代表作である、フレーバード紅茶とさわやかなジャスミンティーを試してみました。
スパークリングワインといちごが香る代表作 ロゼ ロワイヤル
美しいイラストに深い赤がアクセントのロゼ ロワイヤル。こちらは紅茶でありながらスパークリングワインの香りがします。(もちろんノンアルコール)パッケージのイラストも洒落ていて、父の日のギフトにもぴったり。お酒の量が気になるお父さんやパートナーに、体調を気遣うメッセージとともに「スパークリングワインの香りの紅茶」をプレゼントしてみませんか?
すでに茶葉の段階でテンションが上がるお茶が、実はルピシアにはいくつもあるのですが、特にキュートなのが、このロゼ ロワイヤル。ピンクとシルバーのプチプチがとても可愛らしく目を惹きます。でも、実はそれ以上にインパクトがあるのが、上品なスパークリングワインの香り。お茶を淹れる前から気分が上がります。
そして、お湯を注ぐと鮮やかに現れる香り…それは、いちご。甘くて幸せないちごの香りが、湯気と一緒にカップの上で踊ります。しかし、味わう段階になると、お茶の味を邪魔しないように気遣って?いちご感は少しボリュームが下がります。このタイミングが絶妙で、実際に果物がポットの中に入ったフルーツティーとは全く違った趣きです。
さわやかなジャスミンティー 茉莉春毫(モーリー チュンハオ)
ジャスミンティーとは、実は緑茶にジャスミンの香りが付けられたもの。一般的にジャスミンの花弁や蕾は着香後に除去されるため、茶葉の中にお花は混ざっていません。茉莉春毫(モーリー チュンハオ)はお湯を注ぐと、ジャスミンの花の香りが立ち込めます。2分ほど煎出しましたが、渋みもなくさっぱりといただけました。煎出時間を短くすれば、よりさわやかに。
中華はもちろん、焼肉や揚げ物などと合わせると、すっきりします。私はホットが一番おいしいと感じましたが、冷たいお茶を好む家族は、冷やして飲んでいます。もちろん常温でもおいしく飲める、オールマイティなお茶なので、ヨガやウォーキング、ジョギングなどのスポーツ時の水分補給にもオススメです。
和漢茶 キレイ創巡茶
世界のお茶が揃うルピシアの2つのお茶に続いて私が興味を持ったのが、このキレイ創巡茶。実は、アン ミカさんが、以前私も※雨の日頭痛の記事でお世話になった薬日本堂さん、アイセイ薬局さんとのトリプルコラボレーションで漢方のノウハウをもとに完成させた和漢茶です。アン ミカさんは、漢方養生指導士として、SNSを通じて養生のアドバイスや季節ごとの心身の変化などについて発信をしています。
ルイボスティベースなので、色味は紅茶と似ていますが、飲んでみると渋みなどはなく軽い感じ。加えて黒クコの実やなつめの果実感がさわやか!この2つはおいしいだけではなく、実は身体の巡りをサポートしてくれるそうです。そして、後味には黒豆の香ばしさ、ほんのりスパイシーなシナモンと黒しょうがが香ります。黒色の素材であるこれらは、漢方の働きとして若々しさを保つサポートをするそうです。飲み続けると、身体を温め、巡りを良くする和漢の成分が身体に沁みわたって、元気になれそうです。
毎日飲むお茶に、女性の身体に寄り添う和漢素材が入っているのは、心強い限り。またノンカフェインなので、いつでも飲めて安心です。いつもなにげに買っていたペットボトルを、丁寧に淹れた好みのお茶を入れたマイボトルにチェンジして、養生生活をスタートさせてみましょう!