グラスがくもる理由
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。
ちゃんと洗っているのに取れないグラスのくもり。これは水道水に含まれるカルシウムなどのミネラル成分(カルキ)が乾燥して残ったのが原因です。水滴がつきっぱなしだと水分は蒸発するのですが、ミネラル成分だけが残り水アカになってしまうんです。水アカは食器洗剤で洗っただけではなかなか落ちません。
今回はそんな困ったグラスのくもりを取る方法をご紹介。新品の頃のような輝きを取り戻し、キレイなグラスで飲めばおいしく感じられますよ。
ガラスのくもりを取る方法
使うものは「クエン酸」です。グラスのくすみの正体は「水アカ」。水アカを取るには「クエン酸」が効きます。クエン酸は100円ショップなど身近なところで販売されています。
クエン酸によるつけ置き法
おけに3リットルのお湯を入れ、クエン酸大さじ5と溶かします。
その中へくもりの気になるグラスを入れ、1~2時間ほどつけ置きをします。
つけ置き後、スポンジで磨いて水で洗い流します。
布でグラスの水気をしっかり拭き取ります。
グラスの輝きが復活し、透明感が出ました。
クエン酸で取れなかった場合は「重曹」で磨く
クエン酸によるつけ置きでも取れない場合、グラスのくもりの原因が「油分によるもの」である可能性があります。食器洗浄機で油分やたんぱく質が多く残っている食器と一緒に洗うことでグラスに油分が移っている場合があります。この場合は「重曹」を使って磨いてみましょう。
重曹をグラスへふりかけます。
ラップを丸めたものでグラスを磨きます。洗い流して、布で水気を拭き取ります。
普段からの対策は?
グラスのくもりを防止するには、グラスを洗った後に水気をしっかり拭き取ることです。拭き残しをなくすことでくもりである水アカを予防できます。
上記の方法でもグラスのくもりがどうしても取れない場合、グラスについた細かい傷が原因である可能性があります。その場合はグラスを新しく交換する方が良いようです。
【注意事項】クリスタルグラスの場合「クエン酸」は使えず、また注意するべきポイントがいくつかありますので、お調べの上正しい方法でお手入れをしてください。