とりあえずごはんを炊く
どんなに疲れていても、ごはんは炊きましょう。炊きたてのごはんさえ用意できていれば、おかずを用意するだけ。「外食をする」「お弁当を買う」選択肢がなくなるので、ごはんを炊くだけでも食費節約につながります。
ちなみに私は、とぐ手間を減らすために「無洗米」を使っています。無洗米は洗わなくていいので、水が冷たい冬場は特におすすめです!
味つけは定番でいい
無理にこった味つけや料理に挑戦すると、手間と時間がかかります。そのため私は、ごはんに合う「定番」の味つけにすることがほとんどです。
使う調味料も、醤油・砂糖・味噌などの基本的なもの。定番な味つけは失敗しにくい上に、確実においしくなるので、わざわざ背伸びする必要はないと感じます。
むずかしい味つけや外国の料理に挑戦したいときは、「○○の素」を活用。調味料をそろえるよりも割安ですし、つくるのも簡単。ロスも出ないので経済的です。
つくり置きはしない
おかずをつくり置きすると、後々ラクできますよね。しかしその分、調理時間の確保が必要です。
私は以前、週末におかずのつくり置きをしていたのですが、休日にせっせと家事をすることが苦になり、結局続きませんでした……。
つくり置きで家事貯金するよりも、開けてすぐに食べられる豆腐やキムチなどの「0秒おかず」を活用した方が効率的です。
半自炊の日をつくる
すべてイチから手づくりの料理を毎日用意するのは、かなり手間です。負担が掛かりますし、いつか必ず無理がたたります。
そこで私は、「半自炊」もガンガン活用!「○○するだけ」のおかずで、手間が省けるメニューを取り入れています。たとえば、揚げるだけで食べられる冷凍コロッケやとんかつなど。
副菜は、先ほど述べた豆腐・キムチ・もずく・納豆などの「0秒おかず」が役に立ちますよ。
少しでも手を加えていたら、それは立派な自炊です。半自炊の日を週に2~3日つくるだけでも、気持ち的にゆとりが出ます。
盛りつけはワンプレートに
つくることだけでなく、食べた後の片づけも自炊の面倒なところ。できるだけ洗い物を減らすため、私は基本的にワンプレートで盛りつけています。
メインおかずに小鉢、茶わんを出すよりも、1皿で済んだ方がラク!洗いものの量が全然違います。
もちろん、メニューによってはワンプレートにできない日もありますが、疲れているときは“あえて”1皿で済む献立にすることが多いです。
自炊のハードルは自分で下げるもの
炊事に限らず、家事はていねいに手をかけてこなすこともできれば、逆に手を抜くこともできます。つまり、「大変さ」や「ハードル」は自分次第で下げることができるんです。
自炊は手間をかけるよりも、細く長くコツコツ続けていく方が大切。
上手に手を抜くと、自炊が楽しいと思えるようになるかもしれません。