自炊が続く「料理の手間抜きテクニック」【節約の達人に学ぶ】

家のこと

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2023.10.28

食費を節約するには「自炊」が基本ですが、無理は禁物です。 自炊を続けるために必要なのは、「ラクをすること」。 ここでは、ズボラでも自炊を10年続けられている私の「手間抜きテク」をご紹介します。

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とりあえずごはんを炊く

とりあえずごはんを炊く出典:stock.adobe.com

どんなに疲れていても、ごはんは炊きましょう。炊きたてのごはんさえ用意できていれば、おかずを用意するだけ。「外食をする」「お弁当を買う」選択肢がなくなるので、ごはんを炊くだけでも食費節約につながります。

ちなみに私は、とぐ手間を減らすために「無洗米」を使っています。無洗米は洗わなくていいので、水が冷たい冬場は特におすすめです!

味つけは定番でいい

味つけは定番でいい出典:stock.adobe.com

無理にこった味つけや料理に挑戦すると、手間と時間がかかります。そのため私は、ごはんに合う「定番」の味つけにすることがほとんどです。

使う調味料も、醤油・砂糖・味噌などの基本的なもの。定番な味つけは失敗しにくい上に、確実においしくなるので、わざわざ背伸びする必要はないと感じます。

むずかしい味つけや外国の料理に挑戦したいときは、「○○の素」を活用。調味料をそろえるよりも割安ですし、つくるのも簡単。ロスも出ないので経済的です。

つくり置きはしない

つくり置きはしない出典:stock.adobe.com

おかずをつくり置きすると、後々ラクできますよね。しかしその分、調理時間の確保が必要です。

私は以前、週末におかずのつくり置きをしていたのですが、休日にせっせと家事をすることが苦になり、結局続きませんでした……。

つくり置きで家事貯金するよりも、開けてすぐに食べられる豆腐やキムチなどの「0秒おかず」を活用した方が効率的です。

半自炊の日をつくる

半自炊の日をつくる出典:stock.adobe.com

すべてイチから手づくりの料理を毎日用意するのは、かなり手間です。負担が掛かりますし、いつか必ず無理がたたります。

そこで私は、「半自炊」もガンガン活用!「○○するだけ」のおかずで、手間が省けるメニューを取り入れています。たとえば、揚げるだけで食べられる冷凍コロッケやとんかつなど。

副菜は、先ほど述べた豆腐・キムチ・もずく・納豆などの「0秒おかず」が役に立ちますよ。

少しでも手を加えていたら、それは立派な自炊です。半自炊の日を週に2~3日つくるだけでも、気持ち的にゆとりが出ます。

盛りつけはワンプレートに

盛りつけはワンプレートに出典:stock.adobe.com

つくることだけでなく、食べた後の片づけも自炊の面倒なところ。できるだけ洗い物を減らすため、私は基本的にワンプレートで盛りつけています。

メインおかずに小鉢、茶わんを出すよりも、1皿で済んだ方がラク!洗いものの量が全然違います。

もちろん、メニューによってはワンプレートにできない日もありますが、疲れているときは“あえて”1皿で済む献立にすることが多いです。

自炊のハードルは自分で下げるもの

自炊のハードルは自分で下げるもの出典:stock.adobe.com

炊事に限らず、家事はていねいに手をかけてこなすこともできれば、逆に手を抜くこともできます。つまり、「大変さ」や「ハードル」は自分次第で下げることができるんです。

自炊は手間をかけるよりも、細く長くコツコツ続けていく方が大切。
上手に手を抜くと、自炊が楽しいと思えるようになるかもしれません。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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