用意するのは「クエン酸」
キッチン家電のケトル、掃除が面倒そうにも感じますが、じつはとっても簡単です。
基本的には、「ほったらかし」でOK!ケトル内部についている白い水アカやぬめりも、「クエン酸」を使えばすっきり落とせますよ。
クエン酸は、ドラッグストアは100円ショップで手に入る、安いものでかまいません。
ケトルの正しい洗い方
それではさっそく、ケトルを洗っていきましょう。
ケトル本体・台座の汚れを拭き取ります。
まずは、ケトルの外側からきれいにしましょう。
水で濡らし固く絞ったカウンタークロスで、丁寧に拭き上げます。持ち手部分は特に汚れがつきやすいので、ぬかりなくしっかりと。
台座も合わせて汚れを拭き取ります。
コードはクロスで挟みながら、滑らせるように拭くと汚れが落ちやすいです。
ケトル内部をスポンジで洗います。
ケトル内部の汚れを、スポンジでこすり落とします。
コーティングが傷つかないよう、スポンジはやわらかいものを使いましょう。私は、水筒洗いに使う取っ手つきのスポンジで代用しました。食器洗い用の中性洗剤は、使わなくてもOKです。
フィルターが取り外せるケトルは、ついでに洗浄します。
ラインまで水を注ぎ、クエン酸(大さじ1)を入れます。
ケトルの上限ラインまで水を入れたら、大さじ1杯のクエン酸を入れて、軽くかき混ぜましょう。
わが家のケトルは1.2Lですので、容量に合わせてクエン酸の量を調節してくださいね。
沸騰後、1時間ほうっておきます。
クエン酸を混ぜた後、スイッチを入れて沸騰させたら、そのまま1時間ほど放置します。
この、「漬けおき」がとても重要!頑固な水アカがクエン酸の力で分解されて、汚れがするんと落ちますよ。
新しい水に入れ替えて、沸騰させます。
1時間経ったら、一度お湯を捨てて、水を追加して再沸騰します。
これが「すすぎ」の工程です。
1回目の沸騰で取りきれなかった汚れも、お湯を沸かすことで根こそぎ落とします。
これで、ケトルの洗浄は終了です。
「酢」「レモン汁」で代用してもOK
クエン酸を用意するのが難しい場合は、ご自宅にある「酢」や「レモン汁」でもOK!
酢は200ml、レモン汁は50mlが目安です。
クエン酸で洗浄するときと同じ工程で行います。
コスパはクエン酸の方がいいので、あくまでも応急処置として覚えておくといいですね。
月に1回のお手入れでピカピカに
目立つ汚れがなくても、ケトル外側には手アカが、内部には水アカがびっしりと蓄積しています。
ケトルの出番が増えるこれからの時期は、月に1回ペースでほったらかしの「クエン酸漬け」を習慣化しませんか?