「電気ケトル」の“水アカ・ぬめり”をかんたんに落とす方法

家のこと

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2023.11.15

朝晩冷える日が増え、ホットドリンクやカップスープを飲む機会が増えてきました。 となると、活躍するのが「電気ケトル」。 水しか使っていなくても、じつは意外と汚れているんです。 ここでは、電気ケトルを簡単きれいにできる「正しい洗い方」をご紹介します。

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用意するのは「クエン酸」

クエン酸出典:stock.adobe.com

キッチン家電のケトル、掃除が面倒そうにも感じますが、じつはとっても簡単です。

基本的には、「ほったらかし」でOK!ケトル内部についている白い水アカやぬめりも、「クエン酸」を使えばすっきり落とせますよ。

クエン酸は、ドラッグストアは100円ショップで手に入る、安いものでかまいません。

ケトルの正しい洗い方

それではさっそく、ケトルを洗っていきましょう。

ケトル本体・台座の汚れを拭き取ります。

ケトル本体を拭き掃除

まずは、ケトルの外側からきれいにしましょう。

水で濡らし固く絞ったカウンタークロスで、丁寧に拭き上げます。持ち手部分は特に汚れがつきやすいので、ぬかりなくしっかりと。

ケトルの台座を拭き掃除

台座も合わせて汚れを拭き取ります。


コードはクロスで挟みながら、滑らせるように拭くと汚れが落ちやすいです。コード部分はクロスで挟みながら

ケトル内部をスポンジで洗います。

ケトル内部をスポンジこすり洗い

ケトル内部の汚れを、スポンジでこすり落とします。

コーティングが傷つかないよう、スポンジはやわらかいものを使いましょう。私は、水筒洗いに使う取っ手つきのスポンジで代用しました。食器洗い用の中性洗剤は、使わなくてもOKです。

フィルターが取り外せるケトルは、ついでに洗浄します。

ラインまで水を注ぎ、クエン酸(大さじ1)を入れます。

ケトルにクエン酸と水を入れる

ケトルの上限ラインまで水を入れたら、大さじ1杯のクエン酸を入れて、軽くかき混ぜましょう。
わが家のケトルは1.2Lですので、容量に合わせてクエン酸の量を調節してくださいね。

沸騰後、1時間ほうっておきます。

放置したケトル

クエン酸を混ぜた後、スイッチを入れて沸騰させたら、そのまま1時間ほど放置します。

この、「漬けおき」がとても重要!頑固な水アカがクエン酸の力で分解されて、汚れがするんと落ちますよ。

新しい水に入れ替えて、沸騰させます。

再び水を入れる

1時間経ったら、一度お湯を捨てて、水を追加して再沸騰します。
これが「すすぎ」の工程です。
1回目の沸騰で取りきれなかった汚れも、お湯を沸かすことで根こそぎ落とします。

これで、ケトルの洗浄は終了です。

「酢」「レモン汁」で代用してもOK

酢出典:stock.adobe.com

クエン酸を用意するのが難しい場合は、ご自宅にある「酢」や「レモン汁」でもOK!
酢は200ml、レモン汁は50mlが目安です。
クエン酸で洗浄するときと同じ工程で行います。

コスパはクエン酸の方がいいので、あくまでも応急処置として覚えておくといいですね。

月に1回のお手入れでピカピカに

目立つ汚れがなくても、ケトル外側には手アカが、内部には水アカがびっしりと蓄積しています。
ケトルの出番が増えるこれからの時期は、月に1回ペースでほったらかしの「クエン酸漬け」を習慣化しませんか?

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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