冬場、洋服を早く乾かすための3つのポイント
脱水時間を長くする
乾きにくい冬場は、脱水の時間をいつもより少し長くすのがおすすめです。
ただし、脱水時間が伸びると衣類への負担が大きくなるため、おしゃれ着やニットの洗濯の際は、注意しましょう。
風の通り道を作る
衣類を早く乾かすためには、衣類が空気に触れる面積を大きくするのがポイント。
衣類同士の間隔をこぶし1つ分空け、風通しの良い場所に干しましょう。
部屋干しも活用する
冬場は気温が低く湿度が高くなるため、曇りの日などは、乾燥した室内に干す方が早く乾くこともあります。
部屋干しをすると生乾き臭が気になるという方は、「すすぎ」と「干す場所」を見直してみましょう!
アイテム別 早く乾かすコツ
パーカーはフード部分を持ち上げる
乾きにくいフード部分を上に持ち上げて干しましょう。
パーカー専用のハンガーも発売されています。ない場合は、洗濯ばさみで代用OK!
タオルはM字干し
乾きにくいタオル・バスタオルはM字に干すことで空気に触れる面積が増え、早く乾くようになります。
ニット・セーターは優しく水分を移しとる
ニット・セーターは、脱水時間を長くしたり、絞ったり、乾燥機を使って乾かすのはNGです!
縮み・型崩れ・毛羽立ちの原因になってしまいます。
乾きにくい場合は、バスタオルでくるんで優しく水分を移しとりましょう。
その後、風通しの良い場所で平干しします。
生乾き臭を防ぐ!室内干しのコツ
部屋干し臭(生乾き臭)の原因は、洗濯物に残った雑菌の繁殖です。
どんなにしっかり洗っても、衣類から雑菌をすべて取り除くことはできません。
部屋干し臭を減らすためには、「雑菌を減らすこと」と「増やさないこと」が大切です。
衣類量を8割に減らす
洗濯機に衣類を詰め込みすぎると、洗浄液の中で衣類が回らず、浸かっているだけの状態となります。これでは汚れを落とすことができません。
洗濯物の量は8割程に減らし、水量が足りない時には、高水位で洗濯しましょう。
雑菌をしっかりすすぐ
洗浄液の中には、汚れ・雑菌が含まれています。これらを衣類からしっかりすすぎ流すことで、衣類が清潔に洗い上がります。
すすぎの回数は、ニオイ・黒ずみ・蓄積汚れに大きく影響します。
衣類を清潔に洗うためには、すすぎは2回以上に設定しましょう。これだけでも衣類のニオイ・黒ずみが改善されます。
脱水を長くし、すぐに干す
洗濯後はすぐに洗濯槽から出し、干しましょう。洗濯槽に入れたまま干し忘れてしまうと、衣類に雑菌が繁殖してしまいます。もし1時間以上放置してしまった時は、もう一度洗い直すようにしましょう。
室内干しにおすすめの場所
カーテンレールはNG
室内干しでカーテンレールに干している方もいらっしゃると思います。
窓辺はよく乾きそうに感じますが、湿気が溜まりやすいため、乾くのに時間がかります。空気の通り道がある部屋の中央部分がおすすめです。
サーキュレーター・エアコンを活用
洗濯物に風をあて、除湿しながら干すことで、早く乾かすことができます。
サーキュレーターはエアコンの対角に置くことで、空気がより循環します。
衣類同士間隔は、こぶし1つ分
衣類の間隔を空け、衣類が空気に触れる面積が広くなるように干しましょう。
室内干しをすることで、乾いた部屋の加湿効果も見込めるため、乾きにくい日は室内干しがおすすめです。