「洗濯ネット」に複数の服を入れるのはNG!ニットをきれいに保つ“洗濯前3つの秘訣”

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 「洗濯ネット」に複数の服を入れるのはNG!ニットをきれいに保つ“洗濯前3つの秘訣”

2023.12.07

4児の母で洗濯研究家の平島 利恵です。秋冬は特に、ニットなどデリケートな素材の洋服を着る機会が増えますよね。そんな時に活躍するのが洗濯ネットです。洗濯ネットに入れた洋服を綺麗に洗うには3つのコツがあるんです。

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1、おしゃれ着は分けて洗う

おしゃれ着は分けてまとめて洗います

秋冬に活躍するニットは、洗濯で伸びてしまったり毛羽だったり、着用感が出やすいデリケートなアイテムです。

ニットなどのおしゃれ着を洗濯機で洗うときには必ず洗濯ネットに入れ、デリケートコースで洗うとシワや毛羽立ちを抑え、綺麗に洗い上げることができます。

洗濯表示を確認

洗濯表示を確認

ニットだけでなく、フリース素材やダウンなど、洗濯表示を確認すると「洗濯ネット使用推奨」の衣類は身近に意外と多くあります。

洗濯前には洗濯表示を確認し、衣類に合わせた洗濯をすることで、衣類を長くキレイに着続けることができます。

洗濯ネットに入れた服だけで洗ってもいいの?

おしゃれ着は、おしゃれ着だけをまとめて洗います。その際、すべての衣類を洗濯ネットに入れ、ネットに入った状態の服だけで洗濯をしても問題ありません。

むしろ、洗濯ネットに入れることで、他の洋服との絡まりを防ぐことができるため、伸び・毛羽立ちを予防できます。

表面の毛羽立ちを抑えるなら裏返す

ニットなどは裏返す

ニットなどのデリケートな素材は、裏返すことで表面の毛羽立ちを抑える効果があります。

2、衣類に合わせて洗濯ネットを正しく使い分け

衣類に合った大きさのネットを使い分けます

洗濯ネットには様々な大きさ・厚みのものがあります。

洗濯ネットは衣類と同じ大きさのものを

洋服と同じ大きさのネットを選び、畳んでから入れます。ボタンなどがあれば、しっかり締めましょう。洗濯後、洗濯ネットの中で衣類がぐしゃぐしゃになっているのは、ネットのサイズが合っていない証拠です。

1枚の洗濯ネットに複数の衣類を入れるのはNG!

複数の衣類を入れるのはNG

ネット1枚につき、洋服も1枚が鉄則です。洗濯ネットの中に複数の衣類を入れると、ネットの中で衣類が絡まり合うため、ネットに入れた意味がなくなってしまいます。

厚手のネットと薄手のネットはどちらがいい?

厚手の洗濯ネットのほうが衣類を保護する効果が高まります。
ただし、洗濯ネットが厚ければ厚いほど汚れ落ちが悪くなるため、デリケートであまり汚れていない衣類は厚手のネット、シミや汗など汚れが気になるときには薄手のネットと使い分けましょう。

3、汚れが気になるときは裏返す

汚れが気になるときは裏返す

洗濯ネットに入れた衣類は、洗浄液には浸りますが、畳まれた内側は水流の力で汚れを落とすことができません。汚れた箇所が必ず表面になるように畳みましょう。
汗・ニオイなどの汚れが気になるときは、裏返してネットに入れます。

洗剤を塗布するとシミ抜き効果UP

汚れにはあらかじめ洗剤を塗布

目に見えるシミや黄ばみが気になるときは、あらかじめ液体洗剤を塗布し、歯ブラシなどで優しく叩きましょう。洗剤成分を繊維の奥にいきわたらせることで、汚れが落ちやすくなります。(1点注意点として、塗布したときには決して衣類を歯ブラシなどでこすらないこと。)

洗剤を塗った部分が表面にくるように畳み、洗濯ネット入れましょう。

これからの季節は特に、デリケートな素材の衣類をホームクリーニングする機会が増えるので、洗濯ネットを上手に使い、お気に入りを清潔にキレイに保ちましょう!

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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