いつも楽しそうなストレスフリーに見える人の「7つの習慣」

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2024.02.16

あなたのまわりにもいませんか。 「育児に仕事に大忙しなはずなのに、どうしてあんなに楽しそうなんだろう?」 「同じ人に関わっているのに、どうしてあの人は軽やかにいられるんだろう?」 そんなふうに見える人。ストレスフリーに見える人たちがやっている習慣をご紹介します。

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ストレスがゼロの人はいない

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ストレスフリーに生きているように見える人たちは、ストレスがないのでしょうか? いえいえ、きっとそんなことはありませんよね。

誰だってストレスがゼロになることはありませんし、実は、適度なストレスは、人生に必要なもの。緊張することや、簡単に思い通りにならないことは、私たちを成長させてくれる大切な機会でもあるのです。

だとしたら、ストレスを溜め込んでしんどくなってしまう人と、ストレスがあっても軽やかに生きられる人は、いったいどう違うのでしょう。

今回は、「いつもやらなくてはいけないことに追われて大変……」「気が合わない人とのコミュニケーションが憂鬱……」などなど、毎日をストレスフルに感じているあなたが日々を軽やかに過ごすための、ストレスフリーになる習慣についてご紹介します。

ストレスフリーになる習慣

1、「まいっか」と、自分を許す。

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「もっと何かができなければ……」。向上心があることは素晴らしいのですが、行き過ぎた完璧主義は、自分へのダメ出しや自分責めにつながり、必要以上に自分を落ち込ませてしまいます。

また、完璧でなれければという思いが、自分にプレッシャーをかけすぎて動けなくしてしまうことも。不完全な自分も「まいっか」と受け入れることは、ストレスを上手に活用しながら自分を成長させていくことにつながるのです。

2、「私は私、あの人はあの人」と受け流す。

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「あんなことするなんて間違ってない?」そんなふうに他人にイライラすることってありますよね。

また、自分とは違う意見や考え方にモヤモヤしてしまうこともあるかもしれません。そんなときは「私は私、あの人はあの人」と自分と相手の間の境界線を意識してみて。価値観も事情も人それぞれ。心の中で「へえ。そういう人もいるんだ」と受け流すような感覚でつぶやいてみましょう。

3、「相談、お願い」=「迷惑」とは限らない。

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本当は大変なのに一人で抱え込んでしまうとしたら、それは「誰かに相談やお願いをする」=「迷惑や負担をかけること」と捉えているからかもしれません。

でも私たちの中には、誰かに頼られた時に「役に立ててうれしい」「関われてうれしい」と感じる気持ちもありますよね。気軽なことから「教えて」「手伝って」と表現してみましょう。少しずつ「頼ってもいいんだ」と思える体験をしていくことで、抱え込みを手放していくことができますよ。

4、そうなってから考える。

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「〇〇と思われたらどうしよう」「〇〇になったらどうしよう」心配からアレコレ考え続けて、目の前のことが手につかない……なんてことはありませんか?

でも残念ながら、他人の気持ちも、未来のことも、正しく想像することは不可能です。「もしも嫌な気持ちにさせてしまったら、その時はきちんと謝ろう」「もしも困ったことになったら、〇〇さんに相談しよう」と対処法をある程度決めたら、あとはそうなってから考える。そんな心構えをしておくと、目の前のことに集中しやすくなります。

5、事実と解釈を分ける。

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「〇〇された」そんなモヤモヤを引きずってしまう時は、一度立ち止まって、事実と解釈に分けてみましょう。

たとえば、あの人に拒否されたと感じて(解釈)落ち込んだけど、よく思い出してみたら、あの人はただ目をそらした(事実)だけだった、なんてこともあるかもしれません。本当のことはわからないのに、わざわざ自分を落ち込ませる解釈をしていないかなと振り返ってみることも大切です。

6、一人の時間を確保する。

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自分を心地よくするためには、まず自分を理解することが必要ですよね。

一人の時間を確保して、自分の気持ちや今悩んでいることなどを紙に書き出してみましょう。本当はどうしたいかが見えてきて、スッキリしたり、行動にうつしやすくなったりします。

また、好きなことやしたいことをするための一人時間を作ってちゃんと楽しむことも、心を満たすための大切な習慣です。

7、体が整う生活習慣を大切にする。

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幸せホルモンと呼ばれる脳内物質「セロトニン」が低下すると、感情が不安定になったり、落ち込みやすくなったりすると言われています。

セロトニンは、朝日を浴びること、リズム運動、呼吸、咀嚼などで作られやすく、同時に、セロトニンを材料にする睡眠物質「メラトニン」も分泌されやすくなります。早起き、睡眠、運動、食事などの生活習慣を大切にすることは、体の健康だけでなく、ストレスに振り回されにくい心も育ててくれるのです。

* * * *

いかがでしたか? いつもがんばっているあなたが軽やかに過ごせますように。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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著者

古庄由佳さん

古庄由佳(うさこ)

17歳の頃に、徐々に視機能が失われていく難病であると診断される。病気に負けず頑張りたいのに、体も心も人間関係もどんどん壊してしまう。そんな生きづらさから、心のことを学び始める。2012年より、心理カウンセラー、セミナー講師、心理スクール講師として活動。自分との仲直りをテーマに、本来の魅力や才能を解き放っていく心理カウンセリングの他、病気からのサインを受け取り、本来の自分らしい人生を取り戻していく卒病カウンセリングも好評。20年近く住んでいた東京を離れ、2019年に福岡県糸島市に移住。著書は「心屋流 戦わないで生きていく」「心屋流 がんばらないレッスン」(ともにPHP研究所)。

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