歯ブラシで"糸通し"ができる!
"歯ブラシ活用術"といえば、「掃除に使うのかな?」と思う人もいるでしょうが、なんと今回は歯ブラシを使って簡単に糸通しができる方法を紹介します。
小さな針穴に糸を通すのは難しく、イライラすることもありますが、この方法ならとても簡単。大きめの穴の縫い針と太めの糸を用意し、実際に試してみました。
歯ブラシを使うと……不思議!スルッと糸が通る
1.用意するものは歯ブラシと針、糸のみ
用意するものは歯ブラシと糸、針だけ。特に変わったものは必要ありません。
早速チャレンジしてみましょう。
2.歯ブラシの上に糸と針を置く
歯ブラシの上に糸を置き、さらに糸の上に針を置きます。これで糸通しをする準備は、完了です。
3.軽く押さえ、糸を引き出す
そのまま針をそっと下に向かって押さえます。そうするだけで、針の穴に糸が通ります。ポイントは、決してぎゅっと押さえないこと。糸がブラシの間に沈み込んでしまい、通らなくなってしまいます。
写真では分かりやすいように少し糸を引き出していますが、穴に糸が通ったらそっと指で糸を引き出してください。引き出さずに針を歯ブラシから離すと、スルッと糸が抜けてしまうことがあります。
4.古い歯ブラシでもできる
新しい歯ブラシはブラシの毛が密集していますが、古い歯ブラシは広がっています。
同じように糸通しできるでしょうか? 試してみたら、これもすんなり糸が通りました。古い歯ブラシの場合も新しい歯ブラシと同じように、針穴に糸が通ったら指で糸を引き出すようにしてください。
歯ブラシは、古いものでも構いませんが、毛の固さは「普通」か「堅め」を推奨しています。
5.針穴が大きい場合、小さい場合
針穴がある程度大きいと、この方法で糸通しできますが、目を凝らさないと見えないような穴の場合は、歯ブラシで糸を通すのは困難です。その場合は通常の糸通しを使ってください。また、ある程度針穴が大きくても、「必ず成功する」わけではないので、何度かチャレンジしてみましょう。
針の重みがポイント
歯ブラシで糸通しができるなんて、不思議に思う人もいるかもしれません。筆者が挑戦したときは、針の方が糸より重たいため、針が糸より下へ沈み、糸が針穴に導かれるように通ったようでした。歯ブラシの弾力を利用し、ぎゅーっと押し込まないことが大切です。
これから糸通しする場面があれば、歯ブラシを用意してみてはどうでしょう。苦手な糸通しが驚くほど簡単にできますよ。