秋の夜長はどう過ごす?幸福度が高い人が実践する習慣5選

カルチャー

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2025.10.04

夜が少しずつ長く感じられる秋。みなさんは、どんなふうに過ごしていますか? せっかくなら、心が豊かになれる“ちょっとした習慣”を取り入れてみませんか。心理学や脳科学に詳しいマインドトレーナーの田中よしこさんに、幸福度が高い人が実践している「秋の夜長の過ごし方」を5つ教えていただきました。

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教えてくれたのは……マインドトレーナー 田中よしこさん

田中よしこさん

株式会社コレット代表取締役。心理学、脳科学、コーチングの知見を取り入れ、「自分を本当に知る」ことをメソッド化。個人セッションやセミナーなどを中心に、潜在意識を整え、本心と「未来の理想の思考」を引き出す方法を伝えている。『モヤモヤしない考え方』(ワニブックス)/最新刊『私は私を幸せにできる』(KADOKAWA)がある。

幸福度が高い人がしている「秋の夜長の過ごし方」5選

少しずつ夜が長く感じられる季節になってきました。そんな秋の夜長、気づけばスマホをスクロールして終わってしまっている……なんてことはありませんか?

実は、幸福度が高い人たちは、この夜の時間をとても上手に使っています。派手なイベントやお金がかかることではなく、ちょっとした工夫や習慣によって「夜が待ち遠しい」と感じられるように。今回は、そんな“幸せ上手な人”たちが実践している「秋の夜長の過ごし方」を5つご紹介します。

1.「今日の小さなごほうび日記」を書く

halloween, holidays and leisure concept 出典:stock.adobe.com

幸福度が高い人は、特別な出来事よりも「小さな嬉しさ」を大切にしています。たとえば「コンビニで買った新作スイーツが美味しかった」とか「電車で席を譲れた」とか。

寝る前に、そういったささいなことを思い出して紙に書き出してみると、「あれ?意外といいことがあった」と気づけるものです。笑顔で眠りにつける人は、翌朝も気分よく一日をスタートすることができます。

2.「読書でプチ旅行」する

布団を被り読書をする日本人の女性 出典:stock.adobe.com

読書は、本のページをめくるだけで旅気分が味わえるのでおすすめです。異国の地を冒険したり、誰かの人生を追体験したり。ジャンルによって、まるで違う世界に入り込めるのが読書の魅力です。

幸福度の高い人は、「現実逃避」が上手です。「実際に旅行するのは難しいから本で行く!」と、前向きに切り替えられる柔軟さが、心を軽くします。ただし、夢中になって夜更かししすぎると、翌朝ゾンビ化してしまうことも。ほどほどに楽しんでくださいね。

3.「キャンドルタイム」で心を整える

blackout, burning candle in a dark house出典:stock.adobe.com

幸福度が高い人ほど、五感を満たす工夫が得意です。キャンドルを灯すと、部屋がふんわりとしたリラックス空間に早変わり。炎のゆらぎには癒し効果があり、眺めているうちに悩みも自然と小さく感じられるようになります。

「キャンドルを眺めている私って、オシャレじゃない?」と自己満足するのも、また楽しいもの。Youtubeでは焚火や海の波音など癒しの音源も豊富に配信されているので、音をプラスするのもおすすめです。

4.「未来の自分にラブレター」を書く

カードと封筒とボールペン 出典:stock.adobe.com

幸福度の高い人は、「未来を楽しみにできる人」です。たとえば、「半年後の私へ。今は忙しいけれど、ちゃんと夢に近づいているよ!」、「5年後の〇〇のために今これを頑張っている」といった手紙を自分宛に書いてみましょう。

未来に向かって進んでいる感覚は、幸せな人生を築くためにも、今の脳にとっても大事なもの。後で読み返したときに「え、私ってこんなに健気だったの!?」と、ほっこりした気持ちになれるのもラブレターならではの醍醐味です。

5.「夜空と深呼吸の時間」を持つ

mountain. backgrounds night sky with stars and moon and clouds. 出典:stock.adobe.com

幸福度が高い人は、意識的に「立ち止まる時間」を作るのも上手です。空気が澄み、星が美しい秋の夜は、そんな時間にぴったり。夜空を見上げながら、大きく深呼吸してみましょう。

それぞれが抱える悩みごとも、宇宙の広さの前では小さなものに感じられるはず。「明日もなんとかなる」「大きな自然に包まれている」と思えるだけで心が軽くなり、幸福度もぐんと高まります。

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小さな習慣が心を豊かにする

ご紹介した5つの習慣からもわかるように、幸福度が高い人は「特別なこと」をしているわけではありません。日常の中に、ちょっと笑える工夫や、自分を労わる少しの時間を取り入れるのが上手な人たちなのです。

まずは「これならできそう」と思えるものから始めてみませんか? 楽しみながら心の豊かさを育んでいきましょう!

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

教えてくれた人

田中よしこ

田中よしこ

株式会社コレット代表取締役。心理学・脳科学、コーチングの知見を取り入れ、「自分を本当に知る」ことをメソッド化。個人セッションやセミナーなどを中心に、潜在意識を整え、本心と「未来の理想の思考」を引き出す方法を伝えている。

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