「1度で落ちない手強い汚れ」制服シャツの「脇の黄ばみ」を落とす“つけ置き術”「新学期前に確認したい」

掃除・暮らし

2026.08.15

洗濯研究家・クリーニング師の平島利恵です。四児の母として日々の洗濯に向き合いながら、家庭で実践しやすい洗濯のコツをお伝えしています。先日、スタッフから「娘の制服の脇が黄ばんでいて、洗っても落ちない」と相談がありました。そこで、つけ置きで黄ばみに対処してみた結果をご紹介します。

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新学期前に気づいた「脇の黄ばみ」

長期休みに入ってから、スタッフが娘さんの制服のワイシャツを改めて見たところ、首まわりと脇が黄ばんでいたそうです。

脇の黄ばみ

色付きのシャツなので普段は目立ちにくいのですが、よく見ると脇の部分がしっかり黄色に……。「新学期までになんとかしたい!」ということで、つけ置きを試してもらいました。

脇の黄ばみは、襟より手強い?

まず、脇部分に部分用の液体洗剤を塗っておきます。そして、40℃のお湯にアルカリ性の粉末洗剤を溶かして、そこにつけ置きします。

結果は……

襟の汚れは綺麗になったが…

首まわりはきれいに落ちたものの、脇は完全には落ちなかったそうです。

脇の黄ばみが手強い理由

脇には、汗だけでなく制汗剤などの成分も付着しています。

制汗スプレーの影響を受けることも出典:stock.adobe.com

そして汗の成分は、食べたものや飲んだものの影響を受けることも。娘さんはオレンジやみかんが大好きだそうで、「それが出てる?」と思うほど、手ごわい黄ばみだったようです(笑)。

さらに、脇部分は縫い目が複雑で糸が多い場所です。汚れやニオイが糸にも染み込むので、落ちにくいんです。

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つけ置きを繰り返して、薄くなった

洗剤の働きは、繊維から汚れを浮かせることです。つけ置きで高濃度の洗浄液に浸けて汚れを浮かせ、洗濯機の水流で浮いた汚れをはがし取ります。

ただ、時間が経って繊維の奥まで染み込んだ汚れは、1度のつけ置きでは浮かせ切れないこともあります。今回の汚れも、スタッフが何回かつけ置きを繰り返すうちに、どんどん薄くなっていったそうです。

脇の黄ばみAfter

脇の黄ばみを防ぐには

脇の汚れは落とすのが難しいからこそ、蓄積させないことが大切です。

特に制汗剤を使った日は、洗剤の前処理を習慣とし、脇部分に洗剤を塗ってから洗いましょう。汗をかいたらなるべく早く洗うことも、蓄積を防ぐポイントです。また、半袖の下着や脇に汗取りパッドが付いた下着を身につけ、下着に汗を吸わせるのもおすすめの対処法です。制服や洋服に直接汗が付くのを防げます。

脇の黄ばみは、正しいケアで薄くできます。新学期前、お子さんの制服のシャツをチェックしてみてくださいね。

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

洗濯研究家

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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