教えてくれたのは……ベランダ菜園家 ぽたろうさん
家庭菜園をもっと身近に楽しむためのアイデアや、野菜の育て方をSNSで発信。YouTube(ぽたろうの家庭菜園HACK)やInstagram、Xでは、身近な野菜を使った栽培方法など、思わず試してみたくなる家庭菜園の情報を紹介している。
ペットボトルが鉢代わりに!水菜を育ててみよう
冬野菜のひとつとされる「水菜」は、今が種まきシーズンです。そんな水菜の栽培にちょうどよいのが、500mlのペットボトル!
水菜は、ペットボトルのようなコンパクトな容器でも育てられるので、ベランダなど限られたスペースで家庭菜園を楽しみたいときにもぴったりですよ。
用意するもの
- 500mlのペットボトル
- 市販の野菜用培養土
- 水菜の種
- 防虫ネット、または水切りネットなどのメッシュ生地のもの
ペットボトルは中身を空にし、よく洗ってから使います。土は、ブレンドにこだわる必要はなく、ホームセンターの「野菜用培養土」を選ぶと失敗知らず。あまり低価格帯のものを使うと、うまく成長しないこともあるため、注意してください。
ペットボトルで作るプランター代わりの容器の作り方
まずはペットボトルをプランターに変身させましょう。
今回は、ペットボトルを3本使います。ラベルの上あたりまで切り落とし、3本まとまるようにホチキスなどで留めます。

水が抜けるように、ペットボトルの底にはキリなどの細い棒を使い、穴を数か所あけます。あけにくい場合は、金属製の棒をライターなどで軽く温めてから行うと、穴をあけやすくなります。

ペットボトルに培養土を詰めます。

これで、水菜を育てるためのベースの完成です!

水菜の種をまいたら、適度に水やりをしながら成長を待つ
土の準備ができたら、水菜の種をまきます。ペットボトルの中央部分で育てることを意識して、株間はやや狭めでOKです。
※今回のように複数のペットボトルで栽培をする場合は、1本ずつ種まきのタイミングをずらすと、収穫時期をずらせます。

種をまいたら、薄く土をかぶせて上から軽く押さえます。

あとは、虫よけのためにメッシュ生地などをふんわりとフタをするようにかぶせたら、準備完了です。

冬は土が乾きにくくなるため、水やりは、“控えめ・午前中”が鉄則です。水のあげすぎに注意し、与える場合は午前中に済ませて夜間の凍結を防ぎましょう。
発芽したら、込み合った部分を間引く
適度に水やりをしながら育てていきます。芽が出てきたら、株が込み合っている部分を適宜、間引いてください。最終的に1株に絞ることで、残した水菜がしっかり大きく育ちやすくなります。

小さなペットボトルの中で育てるからこそ、成長に合わせて株数を調整するのがポイントです。
草丈20cm前後になったら収穫
水菜が成長して、草丈が20cm前後になったら収穫のタイミングです。

株元から3~5cmほど残して刈り取れば、何度も収穫を楽しめます。

一度収穫して終わりではなく、また伸びてきた水菜を収穫できるのもうれしいところ。必要な分だけ収穫する楽しみも、家庭菜園ならではです。

冬も育てるなら、ひと工夫
気温が低くなってきたら、寒さ対策も取り入れましょう。ペットボトルのようにコンパクトな容器なら、冷え込む夜だけ室内や軒下に移動させることもできます。
水菜は寒さに当たることで甘みが増すとも言われています。移動が簡単にできるため、環境に合わせて置き場所を変えやすいのも「袋・容器 de 家庭菜園」の魅力です。
ペットボトルなら、狭いスペースでも家庭菜園を楽しめる

家庭菜園を始めるには、プランターや広いスペースが必要だと思いがちですが、500mlのペットボトルなら場所を取りにくく、ベランダのちょっとしたスペースで気軽に野菜を育てられます。
「まずは小さなスペースから家庭菜園を始めてみたい」というときは、ペットボトルを使った水菜栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか。育てた水菜を、冬のお鍋に使うのも楽しみですね!
