実は子どもから大切なものを奪ってしまうかも…【親が無意識にやりがちな行動】

家族・人間関係

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2026.10.21

こんにちは。家事シェア研究家の三木です。「こうしたほうがいいよ」 「それは違うよ、こっちが正解」子どもに対して、つい口を出してしまうこと、ありませんか? 宿題のやり方、友だちとの付き合い方、将来の進路など。 親としては「良かれと思って」アドバイスしているつもり。でも、子どもの反応はどうでしょう。 「わかってる」「うるさい」と言われたり、そもそも聞いてなかったり。もしかすると、"正解"を教えすぎているのかもしれません。

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なぜ「正解」を教えたくなるのか

娘と話す母出典:stock.adobe.com

親が子どもに正解を教えたくなる気持ち、よくわかります。

失敗させたくない。 自分が苦労したから、子どもには楽をさせたい。 時間がないから、効率よくやらせたい。

どれも、子どもへの愛情から来ているものです。でも、この「良かれと思って」が、実は子どもから大切なものを奪ってしまっていることがあります。

「正解を教える」ことの副作用

家でのんびり過ごす子ども出典:stock.adobe.com

正解を教えることには、いくつかの副作用があります。

まず、子どもが「自分で考える」機会を失います。「親に聞けば答えがもらえる」とわかっていれば、わざわざ自分で考える必要がありません。 その結果、「どうすればいい?」と聞くことが習慣になり、自分で判断する力が育ちにくくなります。

次に、失敗を恐れるようになります。「正解」があるということは、「不正解」もあるということ。 「間違えたらダメ」というプレッシャーの中では、子どもは挑戦することを避けるようになります。

新しいことに挑戦しない。自分の意見を言わない。
それは「消極的な性格」ではなく、「失敗を恐れている」だけかもしれません。

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親だって「正解」なんてわからない

考える親出典:stock.adobe.com

そもそも、親は本当に「正解」を知っているのでしょうか。

ぼく自身、子育てをしていて痛感するのは、「正解なんてわからない」ということです。

自分が子どもの頃に正解だったことが、今の時代には通用しないこともある。 自分には合っていたやり方が、子どもには合わないこともある。

親の経験は、あくまで「ひとつの参考例」でしかありません。
それを「正解」として押し付けてしまうと、子どもは自分の人生を生きられなくなってしまいます。

「正解」の代わりに伝えたいこと

「答え」ではなく「問い」を与える出典:stock.adobe.com

では、正解を教える代わりに、何を伝えればいいのでしょうか。

ひとつは、「答え」ではなく「問い」を与えてみること。
「こうしなさい」ではなく、「どう思う?」「どうしたい?」と聞いてみる。 子どもが自分で考えるきっかけを作るんです。

もうひとつは、「失敗しても大丈夫」という安心感を渡すこと。
正解を教えないということは、子どもが失敗する可能性があるということ。 でも、その失敗を受け止める準備が親にあれば、子どもは安心して挑戦できます。

「失敗しても、また考えればいい」 「うまくいかなくても、あなたの価値は変わらない」

そういうメッセージを伝えることが、正解を教えるよりもずっと大切だと思います。

「教える」から「一緒に考える」へ

子どもの人生の正解は、親が持っているものではありません。 子ども自身が、試行錯誤しながら見つけていくものです。親にできるのは、正解を教えることではなく、考える力を育てること。 そして、何があっても「大丈夫」と言ってあげられる存在でいること。

「教える」から「一緒に考える」へ。

ぼく自身も、つい「正しさ」に引っ張られそうになることがあります。 でも、「正解なんてわからない」というスタンスを忘れないように、子どもとも接していたいと思っています。

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著者

三木智有

三木智有

家事シェア研究家

NPO法人tadaima!代表 日本唯一の家事シェア研究家/子育て家庭のためのモヨウ替えコンサルタント。著書に『家族全員自分で動く チーム家事』がある。

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