育児の負のスパイラルから脱する方法
子どもをギュッと抱きしめるハグには、子どもを落ち着かせたり、親のイライラを解消したりする効果があります。これは、「幸せホルモン」や「愛情ホルモン」と呼ばれる「オキシトシン」というホルモンのおかげ。オキシトシンは、ギュッとハグすることで分泌されると言われています。イライラしたり、どうしていいのか分からなくなったら、まずはギュッ! 20秒たっぷりすれば、お互いすっかり落ち着いて、笑顔に戻れますよ。毎日続ければ、負のスパイラルからも脱することができるはずです。
言われてみたら、筆者も、子どもが泣いてどうしようもないとき、ギュッをすることで落ち着かせたり、怒ったときに仲直りのギュッをすることで、ピンチを乗り切ったこともありました。大きくなると、子どもの方がハグを嫌がるようになりますが、そんな時こそ、ちゃんと愛情表現をしてあげたいですね。子どもが帰ってきたら、まずはお帰りなさいのハグ、寝る前にはおやすみなさいのハグ、朝にはおはようのハグ。そう考えたら、ハグする機会はたくさんありますもんね(笑)
監修:子育て心理学協会代表理事:東 ちひろ 文/吉塚さおり
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