Applemusicは“エモい”と表現せざるを得ない感情が…
2015年、音楽業界でちょっとした革命が起こりましたよね。「Apple Music」や「LINE Music」など、定額制の音楽配信サービスの登場です。月額使用料がかかるので「毎月支払ってまで…」と抵抗がある人もまだまだ多いかもしれないけれど、私はApple Music愛用者で、この画期的なサービスにものっすごく恩恵を受けています。
ちなみに私の場合、最近の曲を聞くのはたま〜にで、ほとんどは「懐メロ」が目当て。ふと思い出したあの曲や、好きだったこの曲。検索してみると結構あるので本当にありがたい! CDレンタルショップに通っては、せっせとカセットテープやMDに録音してオリジナルのプレイリストを作っていたあの頃は、まさかこんな時代が来ようとは想像もしませんでした。子どもの頃や学生時代の記憶を一瞬で呼び起こしてくれる音楽にちょっとセンチメンタルな気持ちにさせられながら、思いつくままに聞き漁ってます。
あんまり好きじゃない言葉なので今まで一度も使ったことはなかったけど、これが“エモい”という気持ちなんですね…!
Heart on wave〜。初めてアイドルを夢見た、あの2人組の名曲
“ハロ〜ウェ〜イ”と言ってるんだとばかり思っていたあのフレーズは、本当は“Heart on wave”だと知ったのは何歳になってからだったのでしょう…。キラキラの衣装に身を包み、真顔で踊るWinkのふたりに憧れて、テレビを見ながら『淋しい熱帯魚』の振り付けをマネしたのは幼稚園生のとき(当時はさっちん派)。姉がテレビの前にラジカセを置いて家族を黙らせ、「録音ボタン」と「再生ボタン」を同時に押して必死にカセットに録音していたあの歌も、今ではとてもキレイな音質で聞き放題だなんて信じられません。
Apple Musicにはベスト盤がアップされているので、Winkの代表曲のひとつ『愛が止まらない〜Turn it Into Love〜』も、ちょっと前にメンバーの相田翔子さんがリバイバル版をリリースした『トゥインクル トゥインクル』も聞けるし、知らなかった彼女たちの楽曲までたっぷり楽しめますよ。ああ、やっぱりアイドルっていいなぁ…。ほかにも懐かしいアイドル曲をダウンロードしていますが、それはまた後日。
レンド入りで突然&偶然再会した、伝説の“みんなのうた”の月のワルツって知ってる?
昨年末、『月のワルツ』という単語がTwitterでトレンド入りしたのを知っていますか? これは2004年にNHKみんなのうたで放送していた諫山実生(いさやまみお)さんの楽曲のタイトルなのですが、大好きな曲だったので何事かと思い調べてみると、2018年12月〜2019年1月にかけて再放送するとのこと。トレンド入りするほどみんなも好きだったのですね…! いざ放送を見ると、ちょっと不気味だけど妙に引き込まれる独特の世界観と諌山さんの歌声が懐かし過ぎて、泣きそうになりました…。
すっかり忘れて過ごしてきたのでこの再会にテンションがあがり、すぐにApple Musicでも検索したら見つかったので、即ダウンロード。そして、仕事や家事をしながら鬼リピート。何度聞いても不思議と飽きない、クセになる曲。次にカラオケに行ったときは絶対歌うと心に決めています(でもこの曲、難しいんだよな〜!)。
文/二ッ屋絢子
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