油汚れはため込まないのがコツ。こびりついたときはお湯で拭けばOK!
炒めものや揚げものをすると、気になるのが油ハネ。とくにキッチンのガスレンジは、油汚れが溜まりやすい場所です。
「キッチンの油汚れは、とにかくすぐ拭くのがポイント!」と話すのは、尾崎友吏子さん。著書『追われない家事』(KADOKAWA)で、ミニマムな家事テクニックを紹介しています。尾崎さんは、3人の息子を育てる働くママ。朝ごはん、お弁当、夕飯など、食事作りは毎日のこと。キッチンを快適に保つために、汚れたらすぐ拭く!を徹底しているそう。
「調理したばかりなら、ガスレンジはまだ暖かいので、拭くだけでかなりきれいになります。油汚れは、ため込まないのがコツなんです」
とはいえ、調理中は手が離せなかったり、すぐに食事にしなければならないときも。
「少し時間が経ってしまったときは、熱めのお湯を少しだけガスレンジに垂らして、数分おいてから拭くといいですよ。これだけでかなり落ちるので、洗剤は必要なし。簡単でさっぱりきれいになりますよ」
こびりついた頑固な汚れは、炭酸ソーダを入れたお湯でつけ置き!
こまめにキッチンの拭き掃除ができない!という方には、“つけ置き”洗いがおすすめ!
尾崎さんは、五徳や魚焼きグリルを毎回食洗機で洗っているそうなのですが、それでも頑固な汚れがこびりつくことがあるんだとか。そんなときは、週に1度、炭酸ソーダを加えたお湯でにパーツをつけ置きしているそう。換気扇フィルターも、このときいっしょにつけ置きします。
「キッチンシンクに熱めのお湯をはって、炭酸ソーダを大さじ2ほど入れます。そして、五徳や魚焼きグリル、換気扇フィルターをつけ置きします。炭酸ソーダでつけ置きするときは、熱いお湯を使うのがポイント。洗浄力がぐっと高まります」
“つけ置き”洗いをやってみました!
ということで、さっそく実験開始!
頑固な油汚れがついた五徳を、炭酸ソーダ入りの60℃のお湯でつけ置きしてみました。すると、タワシでこすってもなかなか落ちなかった油汚れが、するっときれいに! 放っておくだけで汚れが落ちて楽チンでした。
ゴールデンウイークはどこにも出かけないという方は、この機会にキッチンをピカピカにするのはいかがですか? 炭酸ソーダ入りのお湯は洗浄力が強いので、肌が弱い方はゴム手袋をすると安心ですよ!
監修/尾崎友吏子(暮らしブログ「cozy-nest 小さく整う暮らし」)
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