洗いもすすぎも脱水も とにかくやさしく扱って
「一見汚れていないように見えても、ワンシーズン着ると食べものや皮脂の汚れがついています。しまう前にきれいにしておかないとカビや虫食いの原因に」と毎田さん。
プチプラおしゃれ着洗いでは、「傷みやすい生地の場合が多いので、生地同士がこすれ合わないよう、すべての工程でやさしく扱う」ことが重要だそう。「洗濯機を使うなら、『ソフト』や『ドライ』の表示になっている弱水流のコースをおすすめします」
ただし、「自宅での洗濯はあくまで自己責任」。新しくなった洗濯表示も確認しましょう。
衣替えのときのおしゃれ着洗い 3つのルール
1 基本的には中性洗剤を使用
生地によっては合成洗剤ではダメージをあたえてしまうことも。特に天然素材はデリケートなので、おしゃれ着洗い用の中性洗剤が基本です。柔軟剤も使用するのがよいでしょう。
2 1枚ずつ洗濯するのがベスト
服がこすれ合うと服を傷める原因になりますし、色落ちにも気をつけなくてはいけないので、おしゃれ着は洗濯機でも手洗いでも1枚ずつ洗濯するのがおすすめです。
3 手洗い表示の服は脱水時間にも注意
洗濯表示が“手洗い”の服は、生地がデリケート。脱水時間は短く、15秒〜1分程度におさえます。ぴったリサイズの洗濯ネットに入れて生地がこすれないようにするのも重要。
ユニクロ「ウルトラライトダウン」洗う3ステップ ダウンを傷めないようにもむ・しぼる・こするはNG
しまうときはファスナーを閉めて、ダウンをつぶさないようにたたんでしまうか、肩の跡がつかないハンガーに吊るして洋服カバーをかけておきます。
ダウンジャケットは、ほんの少し手間をかけるだけで、洗濯機で簡単に洗えるんです。クリーニング代が節約できて、家計にも嬉しいですね。
監修/毎田祥子(家事アドバイザー)
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