パンの美味しさの決め手は「水分」
焼きたてのパンは外がカリッと中がフワッフワッで美味しいですよね。どうして、美味しいのでしょうか?じつは、美味しいパンを作る決め手は「水分」にあります。材料や製法を工夫してパンの生地から水分を逃さないように作ると食感がフワッフワッのパンができるのです。
今回は、朝食に食べる方が多い「食パン」を美味しくする裏ワザを3つご紹介します。これで、お手頃な食パンや少し古くなってしまった食パンが焼きたてのように美味しくなりますよ。
その1:焼きムラなくフワッとした仕上がり派は、食パンの向きに注意!
食パンには上側と下側の向きがあるのはご存知ですか?山形食パンだと分かりやすいですね。丸く盛り上がっている方が上側で、平たい方が下側です。
四角い角型食パンは、一見上下が分かり難いように思われますが、パンの耳部分を近くで見ると上側はツルッとしていて、下側はザラザラした質感になっています。
トーストする時は、食パンの下側を奥に向けて焼くとパンの水分量が均一になるので、焼きムラが少なくなりフワッと美味しい仕上がりになります。これは、トースターの奥側が高温になる性質を利用した裏ワザです。密度が高く水分量が多めの「食パンの下側」をトースターの奥側にすることで、パン全体の水分量のバランスが均等になるそうです。
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