【料理の裏ワザ】いつものナポリタンを喫茶店の味にする5つの方法!おいしさの秘訣はケチャップソース!

料理・グルメ

2019.09.19

ナポリと名乗りながら、純日本生まれらしいスパゲティ・ナポリタン。甘いケチャップで口の周りを真っ赤にしながら食べた、子どもの頃の懐かしい味ですか?

そのナポリタンを「焼きケチャップ」レシピで作ると、すっかり大人の味、そして昭和の喫茶店の味に変身させることができるのです。

ポイントを確認しながら、早速作ってみました。

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材料の用意。具は定番のものでOK

ウインナーにベーコン、ピーマン、玉ねぎ。基本の材料を揃えたら、好みでにんにくを少々追加。調味料はケチャップに、醤油と赤ワインで大人の味つけに。とはいえアルコール分はしっかり飛ばすので、子どもが食べてももちろん大丈夫です。

【材料】(1人分)
スパゲティー… 90g
ウインナーソーセージ … 2本
ベーコン…2枚
玉ねぎ… 1/4個
ピーマン… 1個
にんにく…1/2かけ
トマトケチャップ… 50g
赤ワイン… 大さじ2
醤油… 大さじ1/2
オリーブオイル … 大さじ1/2
バター … 10g
塩、コショウ … 適量
粉チーズ…好みで適量

【作り方】
① なべにスパゲティーを茹でるためのお湯を沸かす。
② ①に塩をふたつまみほど入れ、スパゲティーを表示時間より1分多めに茹でる。
③ 野菜とウインナー、ベーコンを食べやすい大きさに切る。にんにくはみじん切りにする。
④ フライパンにオリーブオイルを引き、③を火が通るまで炒める。
⑤ ④を別皿にとり、そのままのフライパンにケチャップを入れ、中火で1分ほど炒める。
⑥ 醤油をくわえて混ぜながらさらに炒め、次にワインをくわえて混ぜ、1分ほど煮詰める。
⑦ フライパンに野菜と茹で上がったスパゲティーを入れて塩、コショウをし、ケチャップソースをからめながら炒める。
⑧ 仕上げにバターを入れてひと混ぜし、皿に盛り、粉チーズをかける。

ポイント1:スパゲティーは柔らかめに茹でる

スパゲティーはアルデンテ(硬め)と決めている人も多いかと思いますが、ナポリタンに限っては、食感とソースの絡みやすさの2点から、柔らかめのスパゲティーが合うようです。

ポイント2:ケチャップをしっかり「焼く」

このプロセスで、ケチャップの水分をしっかり飛ばします。味が濃くなって、トマトの旨味がぎゅっと凝縮。味に深みが出て風味も良くなり、ただのケチャップから「焼きケチャップ」へと進化を遂げるのです。

ポイント3:醤油で香ばしさをプラス

美味しさを感じるのって、舌だけではないんですよね。スパゲティーだって香りも大事。ほんの少し入れたにんにくと、ちょっと焦がし気味に仕上げた醤油のめくるめく香ばしさ、これがプロ(喫茶店)の味なのね、と嬉しくなる隠し調味料です。

ポイント4:赤ワインをたっぷり投入

ポイント2のプロセスで飛んだ水分の代わりに、渋みと香りたっぷりの重めな赤ワインがジューっとしみてコクを追加するんですから、美味しくならないはずがない!今回、実はフライパンの上でワインを計量し、結果として大さじ2になってしまったわけですが、ワインは多めの方が絶対美味しいです。

ポイント5:仕上げにくわえる”追いバター”

厳密に言えば、その前にバターは使っていないので”追い”ではないのですが、追いガツオ的に最後に混ぜたバターがまた、全体の味をまろやかにバランスよく整えてくれて、最高でした。

いつもはケチャップオンリーで適当に作っていたナポリタンですが、焼きケチャップで作った今回は、まさに喫茶店の味でした。
トマトピューレで作る、ウスターソースを入れるなど、色々なバリエーションがあるかと思いますが、このスタイル、一度やったらやみつきになるはずです。

文/Chaperon

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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