空気を読まないあの人は、将来、大物になるかもしれない
日本社会において、空気を読まない人は嫌われます。彼らは、そのコミュニケーション能力のなさから、「仕事ができない」と判断されます。
でももしかしたら、今に大化けするかもしれません。
彼らは基本的に、「人がどう思うか」に無頓着です。自分のやりたいことだけを一生懸命やり、そうでないことは人に任せようとする傾向があります。
日本人の多くが、人に迷惑をかけないように苦手なことでもすべて抱え込んでしまいますが、それとはまったく逆の態度です。
こうした彼らの態度は、結局のところ、人に抜きん出たスキルを磨くことにつながります。
あなたの周りに空気を読まない人がいたら、ただの困ったちゃんなのか、それとも、何かに没頭している様子が見てとれるのかによって、付き合い方を考えてはどうでしょう。
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中野信子(なかの・のぶこ)
脳科学者、医学博士、認知科学者。横浜市立大学、東日本国際大学などで教鞭を執る。脳科学や心理学をテーマに研究や執筆活動を行うほか、その知見を生かしてテレビや雑誌でも活躍。社会問題やビジネス、カルチャーなど、幅広い分野を、科学の視点で読み解く語り口が人気。
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