「ソアリン」ってどんなアトラクション?
7月23日、新規アトラクション「ソアリン:ファンタスティック・フライト」がオープン。海外のディズニーテーマパークで大人気の大型アトラクション「ソアリン」に新たなシーンが加わった、東京ディズニーシー オリジナルのアトラクションがこの「ソアリン:ファンタスティック・フライト」なんです。舞台は1900年初頭のイタリアの港町。メディテレーニアンハーバーの丘に、空を飛ぶという人類の夢を称える博物館「ファンタスティック・フライト・ミュージアム」があります。今日、この博物館では飛行の研究に情熱を注いだ女性、カメリア・ファルコの人生を振り返る特別展が開催されています。ここを訪れたゲストは、カメリアのスピリットとの不思議な出会いを体験し、彼女が開発した空飛ぶ乗り物「ドリームフライヤー」に乗り込むことになるのです…。
大空へ飛び立ったような感覚「ソアリン:ファンタスティック・フライト」!試乗レポート大公開!
「ソリアン」のアトラクションの中に入ると、左右に3列ずつ、横長のシートが設置されています。どうやら飛行艇「ドリームフライヤー」の中のようです。シートにはそれぞれ10人座れるようになっていて、各シートには安全のためのシートベルトがついています。10人×縦3列×左右2列で最大60人が座れる計算ですね。このシート群が天井から機械仕掛けで吊るされているんです。座ったらシートベルトを締めます。このとき、足は地面につかず、みんなプラプラさせながらその瞬間を待っています。
前方には180度の視界が広がる円球状のスクリーン。真っ暗なスクリーンを眺めていると、突然その瞬間は訪れました。画面が明るくなって、スクリーン内に飛び込むようにシートがせり出していきます。スクリーンは雲の中の映像。「ふわっ」と飛び上がったような感覚を覚えた後、雲の中を駆け抜けるように、風を切ってグングン進む、進む! 雲間を抜けてパア~ッと視界が開くと、「ド~ン!」。目の前にマッターホルンが! 一面、真っ白い世界のなか、その頂上を目指し斜め上方向にグングン加速していきます。向かい風の圧と軽いGを感じながら(気のせいか?)頂上を超えると、そこでパッとシーンが変わります。その自然なシーン展開は見事! またまた同じ白の世界、グリーンランドの景色が目の前に広がります。眼下にはホッキョクグマの親子が。子熊がこちらを見て何か言っています。子熊から目を離すと、前方には切り立った巨大な氷の壁が。中央部が崩れ落ち始め、そちらに気を取られていると、眼下の青く冷たい海から巨大なシャチが跳ね上がりました。再び海に身を沈める瞬間、画面いっぱいに水しぶきがかかり、またまたシーンが「パーン!」
ドリームフライヤーは、こんな風に次々と世界各国を巡ります。ドイツのロマンティック街道では白亜の城・ノイシュヴァンシュタイン城の脇を通り、シドニーではオペラハウスを眺めながらゆったりと遊覧飛行、旋回して落下するように突き進んだ先にはエジプトの砂漠が。飛行艇は上昇したり、左右に旋回したり、一気に下降したり…。めくるめくシーンが次から次へと目の前に迫ってくるんです!
まだまだ続く…試乗レポート!
構成の半分あたり(?)、シーンはケニアに。眼下ではアフリカ象の群れが、砂ぼこりを立てながら力強く走っています。彼らを背中から追うように、ドリームフライヤーはグッと高度を下げて一緒に進みます。このとき、新たな感動が! なんと、緑の香りが「ふわっ」とシート周りを包み込んだのです。まるでケニアの緑地にいるかのように、強烈なグリーンの匂いが立ち上がってきました。これにはびっくりしました~! その後、この香りの演出はいくつかのシーンでも展開。青い空、青い海、常夏の島のシーン。真っ黒に日焼けしたたくましい男たちが駆る大きなカヌーが、何艘もこちらに向かってきます。そのときも、まるでマイナスイオンの効果があるような、爽やか~な香りが。なんか、とってもシアワセ~な気分♪
他にも、蝉の鳴く声が響き渡る中国・万里の長城、色鮮やかな気球が飛行艇目線で目のまえに迫るモニュメント・バレー、荘厳で美しいトルコのモスク…をさまざまな高度やスピードで眺めながら、シーンはアメリカのイグアスの滝に。視界いっぱいに広がる“水のカーテン”。白く煙った水しぶきの中、ドリームフライヤーは滝の流れと同じく「地球の割れ目」に落ちていきます。そのとき、ひんやりとした風が顔を撫でたような気がしました。このアトラクションの世界にどっぷりと入って、バーチャルと現実の境がわからなくなってきたみたいです(笑)。
画面いっぱいの水しぶきを抜けると、そこには見慣れた風景が。東京タワーを中央に臨み、眼下には墨田川が広がるTOKYOの景色です。遊覧船がゆったりと流れていくのを眺めながら、東京タワーに向かって一直線。そこでまたシーンが「パーン!」
最後にたどり着くのが、今私がいる東京ディズニーシーなんです。あ、花火が打ちあがりました。いくつも、いくつも。すごくキレイ。ドリームフライヤーは、その花火に向かって進みます。大輪の花がいくつも咲き乱れ、赤や緑の色彩があふれる空に飛行艇が溶けていきます…その直後、シートがグイ~ンと引き戻され、画面が落ちました。ようやく帰ってきました。
いかがでしたか? 臨場感を伝えるべく、一生懸命記憶をたどりながら書いてみたつもりですが、やっぱり実際に乗ってみないとこの感動は伝わりませんね~。ホント、すごいんですよ「ソアリン」は。ぜひ、早く体験してみてくださいね。
ちなみに「ソアリン」の入り口を入ると素敵な空間が…
ソアリンの入り口を入ると、一気にヨーロピアンな空間が広がります。ソアリンをイメージした横断幕、壁画などがズラ~ッと並びます。早く乗りたくなってきますよね!
空を飛ぶという人類の夢を称える博物館「ファンタスティック・フライト・ミュージアム」の内部はコチラ
博物館の中に入ると、天井にはソアリンをイメージした壁画が。「鳥の目」で切り取った世界の国の風景が描かれています。忍者もいますね。
映像で伝える体験レポ①「ぼくもとんでた!」ゆうとくん6歳編
1人目に体験したのは6歳の男の子。初めて見る空からの沢山の景色は男の子の目にどのように映ったのでしょうか。ニコニコ答える姿を見ていると、自分の子どもにも体験させてあげたくなりますね。※身長102㎝未満の方は利用できません。
映像で伝える体験レポ②「風も匂いもすごい!」パイロット編
2人目は現役パイロットの女性。普段から空高く飛ぶヘリコプターを操縦している機長の彼女でさえ感動したと語る、ソアリンの魅力とは?
映像で伝える体験レポ③「鳥目線になってしまう!」鷹匠編
3人目は鷹匠の男性です。相棒の鷹、三郎くんを手に乗せて、インタビューに答えています。自由に空を飛ぶ鷹を相棒としている男性は、ソアリンに乗って何を感じたのでしょうか。
「ソアリン」コラボの新メニューをチェック!
ブルーがベースのさわやかなドリンクやスイーツは、夏気分を盛り上げてくれそう! マゼランズのコースは、プラス2,100円でスーベニアカップ&ソーサ―付きにできますよ。※レストランのご利用は事前受付がおすすめ。
スペシャルグッズもgetしたい!
ドリームフライヤーに乗っているミッキーたちや、空から見た東京ディズニーシーがデザインされたグッズはどれも手に入れたいものばかり♪
大人気になると話題の「ソアリン」、このアトラクションはやみつきになること間違いないので、ぜひ一度お試しあれ♪
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。