「C2って何?」子どもが歯科検診でもらってくる紙に書いてある謎の英字、解説します!

家族・人間関係

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2019.09.04

子どもが学校の歯科健診でお手紙をもらってくると、早く歯医者に行かなきゃ!と思う反面、子どもが嫌がっているとなかなか歯医者さんに行く腰が上がらずに困りませんか? 子どもだけでなく親も歯医者さんが苦手だとなおさらです。

分からないことは怖いこと。お手紙にある「分からない単語」が分かるだけでも、歯医者さんの怖さ加減が減ります。今回は分からない単語の意味と、そもそものむし歯のできる仕組みをレクチャーします。

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Cはカリエス(caries)のC

COのCは、「カリエス(caries)」のCで、歯科用語で「むし歯」のことです。

ちなみに、どうしてむし歯になるのでしょうか?「甘いものがむし歯を作る?」もあながち間違ってはいませんが、メカニズムはこうなっているのです。

実は、食べたり飲んだりするたびに、口の中は「酸性」に傾き歯は溶けているのです。そのことを「脱灰(だっかい)」といいます。でも、唾液(だえき:よだれ)が中性に戻して、さらに歯の再石灰化(溶けだした歯のミネラルを歯に戻す)を促しているのです。

ただし、中性に戻れず再石灰化しているヒマがない状況…、つまり「ずっと食べ物や飲み物が口の中にある」だと、どんどん歯は溶けだします。ダラダラ食べがNGな理由はコレなのです。

とどめに、むし歯菌が糖分をエサにして酸を出し、歯を溶かします。これが「むし歯」なのです。

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