COの「O」は、「ゼロ」ではなく「オブザベーション(Observation:観察))の「O」
そんなむし歯ですが、一番程度が軽いのは「CO」と表記されます。Cは、先ほどお話ししましたカリエス(caries)のCです。
Oは、数字の「ゼロ」かと思いますが、「オブザベーション」の頭文字のOなのです。「オブザベーション」とは「観察」という意味の英語です。COは、歯の一番表面の「エナメル質」が溶け始めている段階です。エナメル質は、体の中で一番固い部分ですが、そんな硬さでも酸には勝てないのです。
この段階の治療は、削ったり詰めたりという治療はせずに、薬で再石灰化を促します。治療も痛くありません。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。