「あの人の本心は見抜けない」という前提に立つことが肝心【脳科学者に聞いた!vol.56】

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 「あの人の本心は見抜けない」という前提に立つことが肝心【脳科学者に聞いた!vol.56】

2019.09.01

誰でもリスク回避のために、相手の本心を見抜こうとしてしまうものですよね。しかし、そんなことはやめた方がいいと、中野信子さんは指摘します。

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「あの人の本心は見抜けない」という前提に立ったほうが、関係はうまくいく

 心理学の専門家であれば、相手の細かい様子から隠された本心を見抜くことも可能でしょう。
 例えば、口角を上げて笑顔をつくっているのに目の周りの筋肉が動いていないとか、不自然なほどに爽やかだとか......。
 でも、素人がこうしたことを考えすぎていると誰とも付き合えなくなってしまいます。リスク回避ばかりしていると、恋愛など到底できません。
 もし、あなたが誰かに興味を抱いたなら、まずは近づいてみましょう。ただ、「この人は危ない」と感じたときに、うまく退避できるような余裕は残しておきましょう。
「ズブズブにはまって逃げられない」ということにさえならなければ、どんな人と付き合っても大丈夫です。

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中野信子(なかの・のぶこ)
脳科学者、医学博士、認知科学者。横浜市立大学、東日本国際大学などで教鞭を執る。脳科学や心理学をテーマに研究や執筆活動を行うほか、その知見を生かしてテレビや雑誌でも活躍。社会問題やビジネス、カルチャーなど、幅広い分野を、科学の視点で読み解く語り口が人気。

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