活用法① そのまま並べて小さなドレッサーを作る
1つ目の活用法は、小さなドレッサーを作ることです。
棚などにコスメケースを複数並べるだけで、かんたんなドレッサーを作ることができます。
このコスメケースは、右奥の部分が深い形状になっています。そこにマスカラやアイライナー、筆といった長さのあるものをしまうと便利です。
右手前は仕切りがたくさんありますが、少し浅い形状です。そのため、リップクリームや口紅くらいの高さのものが合います。
左側部分は、アイシャドウなどの平たいものを立てて収納するのにちょうどよいサイズです。
鏡やアクセサリーケース、コットンケース、香水などと合わせて、身じたくコーナーを作ると便利です。
活用法② 洗面台の収納として使える
洗面台の中に収納がある場合、仕切りとして使うこともできます。
右奥の深い部分にコンコルドクリップや剃刀といった長さのものをしまうと便利です。
右手前は、やはり、リップクリームや口紅くらいの高さのものが合います。ドレッサーやコスメボックスにも入っているかもしれませんが、洗面所にも用意しておくと、移動させて置き忘れることがないのでおすすめです。
左側部分には、小さなボトルが入ります。化粧水やクリームを何本か入れるとちょうどよくなります。
活用法③ コスメボックスの中の仕切りとしても使える
ドレッサーを作るほどのスペースがなく、ボックスやポーチにコスメをひとまとめしている場合にもおすすめです。
中の仕切りとして入れると、驚くほど取り出しやすくなります。そのままコスメを入れると、一つを取り出すと他の部分が崩れたり、重なって下のものがわかりにくかったりします。
でも、仕切りがひとつあるだけで全体を見渡しやすくなります。一つ取り出しても、どこかが崩れることなく、スムーズです。
場所ごとの収納方法については、活用法①で紹介したものと同じなので、そちらを参考にしてください。
今回使ったのは、ダイソーの「コスメケース(長方形)」という150円商品です。ポリスチレン製で、軽くて壊れにくい素材。
文/三條凛花 http://365kaji.blog.jp/
整理収納アドバイザー。時間の使い方を整えることで家事や片づけがラクになる方法を提案している。著書に『時間が貯まる魔法の家事ノート』(扶桑社)など。
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