海に家が浮かんでる⁉「伊根の舟屋」に行ってきた!どこか懐かしくて心動かされる町の【ぶらり旅ガイド】

カルチャー

 海に家が浮かんでる⁉「伊根の舟屋」に行ってきた!どこか懐かしくて心動かされる町の【ぶらり旅ガイド】

2019.12.21

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伊根湾をぐるり周遊!船上からの舟屋群の眺めに感動しっぱなし!まるで映画の世界のよう

舟屋郡の中でも最も映画やテレビドラマの撮影地になることが多いエリア

船長さんからみせてもらったガイドの資料。舟屋を上空から見た写真

マグロの水揚げに遭遇!数百キロもあるそうで、働いている人よりも大きい!夏に近海でとれたマグロは冬まで”畜養”し、価格が高騰する冬に出荷するとか。主に、東京・豊洲に出荷するそう

船は岸を離れてゆっくりと旋回、沖に向かって走り出しました。船長さんは操舵しながら、舟屋の歴史やその構造、歴史的建造物群に指定されてからの「維持」について、舟屋の現状などを、ユーモアを交えながら軽快に語ってくれます。船上はとっても快適。お天気が良かったので日差しが暖かく、海が穏やかなので揺れに悩まされることもなく、頬にあたる風がちょっぴり冷たくて気持ちいい。舟屋群に沿って船を走らせるので、いくつもの舟屋が遠く距離をとることなく通り過ぎていきます。すると、「あの左から2番目の舟屋、あれはね、映画の寅さんでマドンナ役が住んでいたところだよ」と船長さん。「で、あそこが寅さんが居候していた舟屋」…。伊根の舟屋群はそのロケ映えする佇まいから、数々の映画やドラマに登場してきたのだそう。『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』『釣りバカ日誌5』『連続テレビ小説 ええにょぼ』など。当時を懐かしく思い返すように解説してくれました。明治期、大正期、昭和期に建てられたさまざまな舟屋があり、現存する最も古い舟屋は江戸期のものとか(写真撮ったので見てくださいね)。ずっと大切に保存されていて、いまも人々が生活している…そんな思いを馳せながら眺めていると、涙が出そうになっちゃいます(笑)。

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