【高尾山グルメ】山頂に到着!でも、まだ帰っちゃダメ!ちょい足を伸ばすと”天空のお茶屋さん”が!

カルチャー

 【高尾山グルメ】山頂に到着!でも、まだ帰っちゃダメ!ちょい足を伸ばすと”天空のお茶屋さん”が!

2019.12.17

気候がいいし、たまには山に登ってみようかな…そんなとき東京近郊から電車ですぐに行けるのが「高尾山」。初心者でも気軽に登山ができるうえ、ミシュラン観光ガイドでも3つ星評価を得たこともあり、国内外を問わず登山客をたくさん集める人気のスポットです。そんな高尾山ですが、頂上に登って満足するだけではもったいないんです。そのちょい先の奥高尾にあるお茶屋さん。ここには何とも美味しい「なめこ汁」があるんですよ。早速紹介してきますね〜

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高尾山頂に到着!待って、帰っちゃだめ!

電車を乗り継いで高尾山口駅に到着。そこから、ケーブルカーかリフト、もしくは歩いて山頂を目指しますよね。ケーブルカーやリフト経由だと頂上までは30分、完全に徒歩だと1時間30分ぐらいかかってやっと頂上につきます(ただし、その人の体力によりますが…)。長いみちのりを歩いたその先にある頂上は、青い空と美味しい空気にテンションも上がりまくりです。頂上に着いたら持参のお弁当を食べたり、周辺のお店で一服したり、一息着いたら下山して駅前の温泉へ…なんて人もいるかもしれません。それももちろんおすすめですが、せっかく頂上に登ったのにそこで終わってはもったいないんです。ホント、後悔しますよ(笑)。ナントそこから10分程度足を伸ばせば、最高に美味しい「なめこ汁」がいただけるお茶屋さんがあるんですから…。

空気が澄んでいて、見晴らし抜群の「細田屋」さんに行ってみた!

山頂の見晴し台の一段下に広場が有り、そこを右におりていくと、長い石段があります。それを降りて5号路と交差するところに「これより奥高尾山」の看板があります。この裏あたりにあるのが「もみじ台」というところで、高尾山頂から10分ほど。紅葉で有名な見晴しスポットなんです。もみじ台という看板が見えたら、すぐそこには「細田屋」という風情のあるお茶屋さんが見えてきます。この季節、赤のグラデーションがとってもステキな紅葉がお出迎え。なんとも趣のある入口にまるで引き寄せられるように、早速入ってみました。

味噌汁仕立ての一杯に感激!天空の「なめこ汁」に身も心もホッとする

店はオープンエアで、見晴らしは抜群!登山途中にもお店はいろいろありましたが、ここならペット連れでも大丈夫そう。早速お品書きに目を通すと…ビールや缶チューハイ、ジュース等のドリンク類に、みそおでん(これも美味しそう!)、そして山菜そば等の蕎麦メニューが並んでいます。ちなみにここんちは、1人1品頼めば食べ物の持ち込みもOKのようで、お手製のおにぎりを頬張りながらお蕎麦をたぐる人の姿も(ただし、お酒の持ち込みはNG!)。でも私たちの目当ては、そう!「なめこ汁」です。早速、注文!しばらくすると…やってきました、待ってました!湯気がほわ~っと立ち昇る熱々の一杯が。紅葉シーズンど真ん中で、ハラハラと赤い葉が落ちるなか、熱々のお椀を両の手で包むように持ちます。思わず「ホッ」。初冬の登山ですっかり冷えた手足のこわばりが、ゆるゆるとほどける~♪湯気で眼鏡が曇るのを気にしつつおもむろに箸を入れると、おっ、なめこがたくさん入っていますよ~。しかも大きめサイズなんです。ひと口すすると、ちょっとトロ~ッとした汁感でこっくり美味しい!三つ葉のアクセントもいい感じ。視線を上げると、標高の高いこの場所から見える青い空、遠くの雄々しい山々の連なり、ピンと張りつめた澄んだ空気…。まるで天空にいるかのようです。そうか!このなめこ汁の美味しさは、この場所でいただくことで成立するんですね。この壮大な景観を眺めながら、ゆっくりとこの至福の一杯をいただきました。時間にしてホンの10分程度。でも、とても豊かな時間を過ごせましたよ。「さあ、頑張って下山しますか!」

「細田屋」の場所はこちら

京王線高尾山口駅から各路線を直接登るか、ケーブルカー及びリフトを利用して徒歩。
大平方面からはバス下車のち少々歩いて、鉄のゲート横の隙間から林道に入って一丁平へ。
高尾山口駅から2,759m

東京都八王子市南浅川町4225
10:00〜15:00
不定休

高尾登山、初めての方も、これまで何度も体験した方も、頂上で満足しないで「もう10分」歩いてみましょうよ。天空のお茶屋さんにたどり着けますよ。至福の時間が過ごせます。これまでとは違った登山の楽しみ方、ぜひぜひお試しください。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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