藤原竜也がアンチヒーローを大熱演
カイジの最後のギャンブルは、自分の人生を救うというより、現代社会へ怒り、金持ちだけが得をする世の中に一石を投じるような闘いで、ヒーロー感高めな設定です。
基本的には次々繰り出されるゲームに勝利することが物語のベースですが、その目的が、ダメ男が命がけでゲームに挑戦して這い上がっていくのではなく、敵との騙し合いで、派遣会社の社長に復讐するというストーリー。その復讐こそが社会への反旗なのかもしれません。少々泥臭さが少し薄れた感がありますが、社会派になったカイジもなかなか素敵です。
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