ラスボスが福士蒼汰、謎の秘書が新田真剣佑!
女性ファンに注目してほしいのは福士蒼汰と新田真剣佑の登場。福士さんは、本作のラスボス。最後のゲーム「ゴールドジャンケン」の強者として登場します。甘いマスクすぎてラスボスのどっしりとした貫禄はないのですが、新時代のラスボスは彼みたいなタイプなのかもしれません。
新田真剣佑さんは「若者救済イベント」の主催者の秘書として登場。スーツに眼鏡で知的オーラを発動しています。謎めいていて色気もあるので、まだまだ観ていたいキャラクターでした。本作が最後っていうのが少々残念。
4つのゲームでお金持ちになれるか?
『カイジ』ファンが燃えるのは、やはりカイジが挑むゲーム。本作では4つのゲームが用意されています。
「バベルの塔」(街中の高層ビルのてっぺんに設置された棒に張り付けられたカードを奪い合う)
「人間秤」(敵対する2名が全財産を金塊にかえて、人間秤で重さを争う)
「ドリームジャンプ」(自殺志願者とともに、体をロープに括り付け、高い位置から飛ぶだけ。1名だけ助かるような仕組み)
「ゴールドジャンケン」(3回勝負のジャンケンで、1回は純金を握ってグーを出さないといけない。それで勝利すれば金をボーナスとして得られる接待ゲーム)
一番ドキドキハラハラするのは「ドリームジャンプ」。命かかってますからね。敵も味方もあれこれ策を練って裏をかこうとしますから、ゲームシーンは白熱! これが『カイジ』シリーズの醍醐味でしょう。
『カイジ ファイナルゲーム』は夫婦で観に行ける映画かもしれません。ハラハラのスリルは男女ともに楽しめますし、男を懸けた闘いにダンナさんは燃えて、妻はイケメンたちの闘いを楽しむという。夫婦デートムービーにいかがでしょうか?
『カイジ ファイナルゲーム』
(2019年1月10日公開)
原作・脚本:福本伸行「カイジ」(講談社ヤンマガKC刊)
監督:佐藤東弥
出演:藤原竜也、福士蒼汰、関水渚、新田真剣佑、吉田鋼太郎、松尾スズキ、生瀬勝久、 天海祐希、山崎育三郎、前田公輝、瀬戸利樹、金田明夫、 伊武雅刀
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