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「何を学ぶべきか」が常に変化する時代。これからの学びで大切なこと

家族・人間関係

 「何を学ぶべきか」が常に変化する時代。これからの学びで大切なこと

2020.04.15

こんにちは、門川良平です。
オリジナルで開発したゲーム型ワークショップを日本各地で多様な年代の方向けに開催したり、学習マンガの企画・シナリオ執筆や学習カードゲームの開発・販売を行っています。
「学びのサードウェーブ」と題して今少しずつ盛り上がり始めている「新しい学び」のスタイルをご紹介していきます。

第1回では「自宅にいながらゲームと動画で探究学習!タンキュークエスト」をご紹介しました。
今回は「子どもと大人が学び合う現代の寺子屋「Tera school」」をご紹介します!

「塾」でも「習い事」でもない! 最新「学び」のサードウェーブ

「塾」でも「習い事」でもない、新しい形の「学び」にチャレンジしている人や場、サービスを今回もお届けします。
でもその前に、新しい形の「学び」とは「生涯学び続けることが大切なこれからの時代において、必要となる力や学び続ける姿勢を育むことを目指す「学び」です。

今回は子どもと大人が学び合う現代の寺子屋「Tera school」をご紹介します!

大人も子どもも「全員が学習者」

子どもも大人もそれぞれが学びに向き合う時間

夕暮れ時のお寺。お堂に子どもたちが集まってきます。学年はバラバラ。小学生もいれば、中学生や高校生も。気心が知れた感じで、軽口を叩き合う子どもたち。軽妙な関西弁が飛び交い、そこに大学生や大人のスタッフも加わります。

ここはNPO法人 寺子屋プロジェクトが運営するTera school(テラスクール)。
京都市内の3カ所のお寺が学び舎になる、まさに現代の寺子屋です。

しばらくすると、各自が今日の目標を記入し、それぞれの課題に取り組みます。学校のテスト勉強に取り組む子もいれば、通信教育の教材に取り組む子、読書に没頭する子。

驚くのは大学生や大人の振る舞い。なんと、大学生や大人も、それぞれの課題に向き合って学ぶのです。大学のレポートに取り組んだり、仕事に関する書籍を読んだり。そう、この場では大人も子どもも「全員が学習者」。お寺のお堂に静かな学びの空間が生まれます。

自然と生まれる学び合い。大切なのは「学び方」を身に付けること

途中、小学生の子が算数の問題がわからないと頭を抱えていると、学年が上の子がアドバイスをあげていました。もちろん大学生が自分の作業の手を止めて、サポートしてあげる場面も。また、高学年の女の子が大人の読んでいる本に興味を示し、内容についてかいつまんで聞いた上で「ふーん。ま、よーわからんわ!」と一蹴した時には笑いが起こっていました。

それでもお寺のお堂という空間がもつ場の力なのか、この異年齢集団の生むコミュニティとしての力なのか、不思議と集中が切れることなく「各自が学びに向き合う」落ち着いた時間が流れていきます。1時間ちょっとで、個々の課題に取り組む時間が終わり、開始前に記入していた今日の目標を達成していたのかの振り返りタイム。

「個」の課題に向き合う時間の後は「集団」で活動する時間。残りの40分程で元素かるた大会やボードゲーム制作プロジェクトなどのワイワイ楽しめる内容から、社会の見方を知る内容まで、さまざまなテーマのグループワークを行います。

「学び合いコース」では、このような約2時間のプログラムを週に2回 行うことで、「自分で計画を立て、実行し、振り返る」学び続ける力を育んでいきます。

このような場作りに取り組んでいるTera school(テラスクール)代表の荒木勇輝さんにお話を伺いました。

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著者

門川 良平

門川 良平

ベネッセコーポレーション→小学校教員→うんこドリル事業のプロデューサーを経て、現在は「すなばコーポレーション」という会社を立ち上げ、学習コンテンツクリエイター・ボードゲームデザイナーとして活動しています。2児の父。