幼児体育のプロフェッショナルが教える「おうちで遊びながら体幹トレーニング」

家族・人間関係

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 幼児体育のプロフェッショナルが教える「おうちで遊びながら体幹トレーニング」

2020.05.12

自粛生活が続く中、お子さんたちの運動不足が気になっているというママは多いはず。思いきり外で遊ぶこともままならない今、家の中でできる効果的な運動が知りたいというママたちの声を受け、幼児体育のプロフェッショナルの方に、おうちで簡単にできるトレーニングを教えてもらいました。

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おうちで簡単!体幹トレーニング

今回お話を聞いたのは、「湘南GoldenAgeアカデミー」のジョージコーチ。日本体育大卒を卒業後、16年間幼稚園で体育専門教師として勤務してきた幼児体育のプロフェッショナル! そんなジョージコーチに、全5回に渡り、運動不足になりがちな自粛生活中におうちで簡単にできるトレーニング方法を紹介してもらいます。

まず、自粛生活で思いきり体を動かすことができない子どもたちの現状について、ジョージコーチはどのように考えているのかを聞いてみました。

自粛が終了するまでは、1日最低10分の運動を!

――自粛生活、運動不足になりがちな現状についてどう考えていますか?
幼稚園や小学校に行けば必然的に体を動かす時間はありますが、自粛期間で外出を控えていると汗をかくほど体を動かすことがなかなかできません。休校や習い事の休みが長く続いているので、いざ活動が始まってから、子どもたちがもとの感覚や動きに戻るまでにどのくらいの時間を有すかが気になっています。

――運動感覚が鈍らないように、家でも効果的にできるトレーニングはありますか?
戸建てや集合住宅など、生活環境はさまざまだと思いますが、工夫して行えるトレーニングや運動はたくさんあります。ただし、屋内においては、走ったり、跳んだりする動きは怪我や周囲への配慮が必要です。子どもの気分が盛り上がると余計に心配なことも増えるかもしれません。動きに緩急をつけるだけでも十分効果があるので普段は気にしない動きをゆっくり行ったり、ダイナミックに動いたりしてみましょう。

――最低限、1日にこれだけやっておくといい運動、できる運動を教えてください。
股関節の運動は幅広い年代に効果があり、家族で輪になっておこなえます。特に股関節回りは年齢に関係なく動かさない人は固い人が多いです。怪我防止、運動能力向上とそれぞれの目的に合わせ毎日10分やってみましょう。
方法は、片足立ちで上げている側の膝をおへそより高く上がるように、内回し・外回し交互に20回行い足を入れ替えましょう。腹筋や体幹の引き締め、お尻周りのシェイプアップや股関節の可動域を広げる運動になります。

――年齢によっても運合内容は変わってきますか?
年齢により筋力や骨格が違います。また、運動に対する意識や目的も変わります。運動習慣の改善を目指すのか、学校体育を楽しく行うのか、取り組んでいるスポーツのパフォーマンスを向上させるのか。それぞれの年齢や目的に合わせ運動内容は変わるので、それぞれの目的にあった運動に取り組むことが大切です。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

山田かほり

山田かほり

フリーライター歴10年。読んだ人の心にふわっとした空気が流れるような記事や情報をお届けできるよう心がけています。

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