“リラックスの王様”ラベンダーの香りに癒されよう!
テレワークや外出自粛、子どもの休校と、“コロナ疲れ”を感じている方も増えているのではないでしょうか?
「リラックスしたいときにおすすめなのが、ラベンダーの香りです」と話すのは、株式会社生活の木の中村佳央さん。
「落ち着いたフローラル調の香りは、心を休めてくれるのにぴったりです。ラベンダーは、 “リラックスの王様”とも呼ばれているんですよ」
イライラしたり、疲れているときは、睡眠不足などでうまく休息が取れていないことが原因になっていることも。そんなときは、アロマを使って睡眠の質を高めるのもポイントだといいます。
「ラベンダーに含まれる酢酸リナリルやリナロールという成分が、リラックスの際におすすめで、睡眠環境を整えてくれるといわれています。よくお悩みとして聞くのが、眠りが浅く、眠っているのか眠っていないのかよくわからない、というもの。そんなときは、香りをかいだら眠る、と習慣づけるのがおすすめです。ラベンダーの香りを嗅ぐ=おやすみモードのスイッチを入れる、とからだに覚えさせるいいですよ」(中村さん)
オレンジやひのきとのブレンドもおすすめ!
“リラックスの王様”とも呼ばれ、気持ちも癒してくれるラベンダーですが、なかにはこの香りが苦手だと感じる人もいるのだそう。
「どんな香りにも好き嫌いはありますよね。不快な香りを無理やり嗅ぎ続けていると、かえってストレスの原因にもなりかねません。
香りは、天気や体調によっても感じ方が変わり、そのときに心地よいと感じる香りを心身が求めているともいわれています。『この香り好き! 心地よい!』と感じるものを、ぜひ見つけてください」(中村さん)
好みの香りを探すには、実際に香りを嗅いでみるのがいちばんですが、今はなかなか店頭に試しにいきにくいかもしれません。
比較的多くの人に好まれると中村さんが感じているのが、オレンジなどの柑橘系や、ひのきなどの森林系の香りです。
「さわやかで、どなたからも心地よいと感じていただけるのが、オレンジなどの柑橘系の香りです。また、ひのきなど森林系の香りも、日本では家屋の材料としてなじみがあるので、苦手な方は少ないですね。
オレンジもひのきも、どちらもラベンダーと相性ぴったり。ラベンダー単体では苦手でも、ブレンドすると大丈夫という話はよく聞きます。ラベンダーとオレンジのブレンドは、“黄金のリラックスブレンド”と呼んでよいほど相性がよいので、ぜひ試してください」
ベッドサイドに香りを漂わせて、充実した睡眠を!
では、ラベンダーやオレンジ、ひのきの香りは、暮らしのどんなシチュエーションで、どんなふうに使うといいのでしょうか。
「イライラや疲れには、睡眠環境を整えることが大切。枕スプレーを作って枕にシュッと吹きかけるだけで、幸せな香りに包まれて眠れますよ」
枕スプレーの作り方
・精製水45ml
・エタノール5ml
・お好みのエッセンシャルオイル10滴
すべてを混ぜて、よく振ってから枕にシュッとスプレーで吹きかけるだけ!
枕もとでアロマディフューザーを使う場合は、「寝る前までに準備しておくのがコツ」と中村さん。
「アロマディフューザーはモーターなどの機会音がするので、眠りにつくときにつけていると気になることがあります。寝る前につけて枕もとに香りを漂わせておくといいですよ」
大好きな香りに包まれれば、ゆったり幸せな気分にひたれそう。翌日にはイライラや疲れが吹き飛んでいるかもしれませんね。
教えてくれたのは
株式会社生活の木
ハーブやアロマテラピーを日本に広めたパイオニア。世界32ヵ国にある提携農園で契約栽培された高品質のハーブと精油を直輸入し、直営店やオンラインショップにて販売。自然・健康・楽しさをキーワードに、企画開発から、グッズ製造、販売まで一貫体制。自然の恵みによる、さらなる「ハーバルライフの提案」を続けている。生活の木オンラインショップ
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