子育てをしているからこそ身につくスキルがある! 産後も柔軟な働き方で長期的なキャリアをあきらめない

家族・人間関係

 子育てをしているからこそ身につくスキルがある! 産後も柔軟な働き方で長期的なキャリアをあきらめない

2020.07.05

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ライフスタイルに合わせた働き方に対応し長期的なキャリアを積める

子どもが幼いと働く時間が限られることも多いですが、その度に会社をやめていたら長期的なキャリアにつながりません。LIFULL FaMではまずは柔軟な働き方ができる業務委託というところから始めて、子どもが幼稚園や保育園に行き定期的に働けることになったらパートやアルバイトなどの契約社員、もっとしっかり働きたいとなったら正社員を目指すなど、ライフスタイルに合わせた働き方に対応しています。

以前子どもの後追いがすごくて、オフィスで仕事ができないというスタッフの方がいました。うちは在宅でも働くことができるので、その間はしばらく在宅で働くことにして、3ヶ月ほどしてまたオフィスで働くことにしたら、その子は隣の部屋でずっと遊んでいられるようになっていたんです。子どもは数ヶ月で大きく成長するので、そこはママとその子どもの様子を見ながら、働く場所や時間については柔軟に対応しています。

女性の才能を発揮できる仕組みを作りたい

ママになると働ける時間に制約が出てきますよね。当然1人の人がフルタイムで働けば終わるところを、3、4人組み合わせて工数を設定していかなくてはならないので、マネジメントの工数は通常よりもかかります。
それでもすごくスキルがある方や発想力があるなど才能のある方が、育児のために長時間働けないから働かないという状況はすごくもったいないと思います。そういう女性が才能を伸ばしていくのは会社のためにもなりますし、日本全体のためにもなります。
そういう才能の芽をなくさないためにも、たとえ工数がかかっても、多くの女性が子育てと仕事を両立しながら、才能を発揮できる仕組みを作りたい。そういう強い意志を持って会社を設立しました。多くの女性が働きがいを持って活躍できる社会を作ることが目標です。

お話を伺ったのは……

株式会社LIFULL FaM 代表取締役
秋庭 麻衣(あきば まい)

株式会社ネクスト(現株式会社LIFULL)に新卒で入社し、不動産・住宅情報サイト「HOME'S(現LIFULL HOME'S)」の営業を経験。社内第1号となる産休・育休を取得し、復職後に経営陣に自ら新たな子育て支援施策を提案し、社内制度を立案。時短勤務を続けながら人事部で新卒採用や人材育成を担当し、管理職としてメンバーのマネジメントを経験。
仕事と子育ての両立で直面する問題を解決したい、という強い思いから2014年10月にネクストから100%出資を受けて「LIFULL FaM」を設立。ママが子連れで働き、スキルアップする「ママの就労支援事業」を運営。現在、東京都目黒区と福井県鯖江市、宮崎県宮崎市にオフィスを展開。

育児中のママが柔軟な働き方を選べて、スキルも身につく会社LIFULL FaM。次回はこの会社を設立するまでに秋庭さんが影響を受けた上司の話をご紹介します。お楽しみに。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

mamiWaka

mamiWaka

語学系出版社でワーキングマザーを経て、現在はフリーのライター・編集者。分かりやすく読みやすい、役立つ記事を目指しています。

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