トップヘアメイクが伝授!梅雨時期の「髪が広がる!まとまらない!」を解決するスタイリング術

心と体

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2020.06.22

全国的に梅雨入りし、なんとなくどんよりとした空気感やジメッとした湿気に気分が上がらない、ちょっと憂鬱な季節になりました。特にこの時期は「髪の毛が広がって、まとまりにくい!」というお悩みの方も多いのでは? 朝セットしたヘアが持続しないのは、湿気により余分な水分が髪に吸収されてしまうことが大きな原因なんだそう。

湿度が高い梅雨にも、さわやかなヘアスタイルを保てる「ヘアケア&スタイリングテクニック」を、資生堂のトップヘアメイクアップアーティストに教えてもらいました!

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湿気に負けないヘアケアのポイント

汗や皮脂の分泌量が増える梅雨は、頭皮も顔の肌と同じように、汗や皮脂で汚れやすくなっています。日頃のシャンプーも、この時季の悩みを意識しながら行いましょう。

また、洗髪後の濡れた髪は傷みやすいため、洗髪後は一刻も早く乾かすことを意識して。

ヘアスタイルは、湿気でもくずれにくい顔回りをすっきりさせる簡単ヘアアレンジを取り入れると、涼やかに梅雨を乗り切れますよ。

「痛みを防ぐ」シャンプーの仕方は?

出典:www.photo-ac.com

◆正しいシャンプーの仕方
シャンプー時のポイントは、「地肌をマッサージするようにしっかりと洗うこと」。髪だけをこするように洗うと傷みの原因となるので注意しましょう。

髪が傷みキューティクルが乱れるとツヤが失われてしまうほか、髪の内部もダメージを受けてハリやコシが低下し、まとまりにくさにつながります。シャンプーの泡を髪にやさしくなじませることで、汚れはきれいに落ちますよ。

また、コンディショナーやトリートメントは傷みやすい毛先からつけるようにしましょう。

◆洗髪後は、すぐに髪を乾かし傷みを防ごう
洗髪後は、タオルでしっかり水分を拭き取ること。地肌はマッサージするように、毛先はこすらずにタオルで軽くたたくようにします。

また、洗髪後に髪を乾かさず寝てしまうのもNG! 濡れている髪は傷みやすく、カラーリングした髪の場合は、ニオイの発生要因にもなります。

「まとまりやすくする」ブローの仕方は?

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◆ブローのポイント
髪の根元を中心に、全体の8割程度、クセが強い髪質の方は5割程度乾かします。
髪の量が少なく、ボリュームが少ない髪質は、ドライヤーの風を下からあて、根元を立たせるようにして乾かしましょう。

髪の量が多く、広がりやすい場合は、ドライヤーの風を上からあて、根元のボリュームを抑えるように。

次に、襟足部分の内側からブラシで髪をすくい、軽く引っ張りながらドライヤーをあてます。ボリュームを出したい場合は毛束を持ち上げるように、ボリュームを抑えたい場合は下へ引きおろすようにブローしましょう。

毛先のスタイリングは根元次第。根元をしっかり乾かすと、毛先がまとまりやすくなります。また、ブローの最後に冷風をあてると、キューティクルを引き締め、ヘアスタイルのもちを良くすることができますよ。

「髪の長さやボリュームに合わせた」スタイリングのコツ

出典:www.shiseido.co.jp

◆スタイリング剤のつけ方
髪の量が少なくボリュームがあまり出ない髪質の方は、ブロー前にハリ・コシの出るタイプのスタイリングローションを根元付近につけ、ブロー後の仕上げに軽いホールド力のあるスプレーを全体にかけます。

髪の量が多く広がる髪質の方は、ブロー後に髪をいくつかに分け、ミルクやワックスなど油分が含まれるスタイリング剤やヘアオイルをブロックごとに少量ずつ毛先部分からつけてなじませます。髪の根元部分に多くつけすぎると、脂っぽくなるため、毛先部分から少しずつつけるようにします。最後にブラシでとかして全体になじませましょう。

◆おすすめのヘアスタイル
時間がないときには、前髪をあげておでこをすっきりと出し、軽くひねってピンで留めた「リトルポンパドール」、あるいは襟足をすっきりあげた「ポニーテール」や、ルーズな「シニヨンスタイル」などがおすすめ。

ショートヘアの場合も、カチューシャやカチュームなどで顔まわりをすっきりさせることで、ヘアスタイルのくずれが気にならず、さわやかで涼しげな印象を演出できます。

「ヘッドマッサージ」でリフレッシュするのもおすすめ

天気がすぐれないことも多く、気分も沈んでしまいがちな梅雨の時季は、ヘッドマッサージでのリフレッシュがおすすめ! また、頭全体を両手でつかみ頭皮を動かす際、額の方まで皮ふが動かない場合は頭皮が凝っている証拠です。頭皮の凝りは顔のたるみやシワの原因にもなってしまうため、定期的にほぐすとよいでしょう。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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