自粛期間中に離婚を考えた人が約半数!?アンケートで見えた「コロナ離婚」を回避する方法とは

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2020.07.08

新型コロナウイルスの蔓延は、私たちの生活のありとあらゆる場面に大きな影響をもたらしています。緊急事態宣言が出ている間は、家族全員が家の中で過ごすという状況が続きました。家族それぞれの時間を持つことが当たり前だった日々から、寝ても覚めても家族が家の中に揃っている状況の中で、これまでにはない危機を迎えたという夫婦も少なくありません。

弁護士相談プラットフォーム「カケコム」が行った調査では、今回の新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、「離婚」を考えたことがあるという人が95%、実際に離婚をしたという人が5%という驚きの結果が出ています。

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新型コロナウイルス感染拡大後に初めて「離婚」について考えた人は約半数

「カケコム」が行った調査結果を見てみると、調査対象者となった100人は100%「離婚」を考えたということになります。これは、とても衝撃的な数字ではないでしょうか。さらに、47%の方はこれまで一度も離婚を考えたことがなかったけれど、コロナ感染拡大後に初めて「離婚」について考えたと回答しているのです。これぞまさに、新型コロナウイルスが原因となった「コロナ離婚」ですね。

「コロナ離婚」を考えることになったきっかけは?

この期間に離婚を考えたという人たちは、何が原因で「離婚したい」と考えたのでしょうか。その理由やきっかけについての回答を見てみると、やはり慣れない生活の中でたまった疲れやストレスが原因になっているようです。

「コロナの影響で収入が減ったことで、家計の話をしたときにお互いの考えのすれ違いが生じて口論になってしまいます」(30代女性)

「今まで朝から夜まで仕事に行っていたのが、コロナの影響で昼から夕方までというバイトのような仕事だったり、1日休みがあったりと日頃家にいない人がいるだけで息が詰まります。給料もかなり下がったので、それだけでイライラするしいっそ離婚しようかと考えました」(30代女性)

「毎日TVで暗いニュースが流れ、気持ちも暗くなりがちで、お互いにずっと一緒に居ることでストレスになり、喧嘩が増したのと、この先の生活や環境が変わっていくことに不安を感じるようになり、離婚を考えてました」(40代女性)

「主人が在宅勤務をするようになり、主人が私のことを常に監視しているような気がして、ストレスを感じるようになりました」(40代女性)

「コロナの影響で経済的に不安が強くなり、その不安に対する捉え方と対策や危機感に関する価値観の違い」(30代男性)

収入の減少、先が見えない日々の不安、一人の時間が持てないことへのストレスなど、外出自粛期間は、ネガティブな思考になる要素がたくさんある状況でした。その結果、いつもより一緒に過ごす時間が増えたパートナーとの関係が思いがけず悪化してしまったという声が多く見られます。

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著者

山田かほり

山田かほり

フリーライター歴10年。読んだ人の心にふわっとした空気が流れるような記事や情報をお届けできるよう心がけています。

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