自粛期間中に離婚を考えた人が約半数!?アンケートで見えた「コロナ離婚」を回避する方法とは

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 自粛期間中に離婚を考えた人が約半数!?アンケートで見えた「コロナ離婚」を回避する方法とは
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夫婦関係を修復するための方法は?

すでに離婚という決断をした夫婦が5%。「離婚」という言葉が頭の中に浮かんでいる人が95%という状況で、新型コロナウイルスは終息の気配がありません。さらに今後、「コロナ離婚」を決断する夫婦が増えてしまうのでしょうか。

「離婚」が頭をよぎった人でも、夫婦の関係修復を図りたいと思っている人は多いはず。そこで、関係修復のためにみなさんが試してみたことについての回答をご紹介します。

最も多かった回答は「できるだけリラックスするようにした」ということ。この回答を見ると、自粛生活の中で悪化した夫婦関係を修復するためには、自分自身の心の安定を取り戻すことが大事だということがわかります。

「できるだけ一人で黙々とよむことができる本や、ネット遊びをして気分転換を図りました。」(40代女性)

また、多くの人たちが辛いと感じた「一人の時間を持てないこと」。これが辛いのであれば、外出ができなくても工夫して一人の時間を持つことを心がけることが大事なようです。

「主人と物理的な距離を取ることで、冷静に物事を考えるようにした。」(20代女性)

「一緒にいるとイライラするのでなるべく違うお部屋で過ごすようにしました。」(20代女性)

1人の時間を持つこととは逆に、家族間のコミュニケーションを増やしたという意見も多かったのが印象的です。今までゆっくり向き合えていなかった家族と時間を共有することで、見えていなかったものが見えてくることもあるようです。

「夫婦で話し合い、夫も「つい無意識のうちにストレスをぶつけてしまった」と考えを改めてくれたことで離婚の危機は免れました」(30代女性)

「子どもを連れて行こうとする主人にまず呆れてイライラしていたのですが、ちゃんと言葉にしてその行動がおかしいことを話し合いました。すると、私が主人の行動を邪魔したいんじゃなくて、家族のことを考えているということが分かったみたいで、主人の行動も変わりました」(30代女性)

夫婦によって、2人の関係を修復するのにどの方法が効果的かは変わってくると思います。2人で共通の趣味を見つけたり、家事を分担したりすることでイライラが減ることもあるようです。

自粛期間は終わりましたが、今後もしばらく自宅で過ごすことが多い日々が続きそうです。今までとは違う閉塞感のある状況では、心に余裕をもって過ごすことのほうが難しいと感じてしまうこともありますよね。しかし、夫婦として共に人生を歩むパートナーとの関係は、そんなに簡単に終わらせてしまっていいものでしょうか。
「離婚」という言葉が今もなお頭の中にあるという人もいるかもしれませんが、そんなときは夫婦関係修復のために他の方が実践した方法を試してみてはいかがでしょうか。それによって、今感じている不満やストレスが少なくなり、夫婦の絆がより深まることもあるかもしれませんよ。

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著者

山田かほり

山田かほり

フリーライター歴10年。読んだ人の心にふわっとした空気が流れるような記事や情報をお届けできるよう心がけています。

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