飼いやすい猫種 ① スコティッシュフォールド
我が家で飼っているのも、このスコティッシュフォールドです。
垂れた耳が特徴的で、人気の猫種ランキングでは10年以上も上位にいます。
スコティッシュフォールドの性格は、懐きやすく穏やかです。
「猫は人に懐かない」と聞いたことがある方もいるかもしれませんが、スコティッシュフォールドの場合は人に甘えることが好きな子も多いです。
スコティッシュフォールドは、先ほども書いたように垂れた耳が特徴なのですが、耳の折れ方はそれぞれ違い、中には立ち耳の子もいます。
垂れ耳の子で注意しなければならないのが、外耳炎などの耳の病気です。耳が折れ曲がり耳の中が蒸れやすいので耳の病気になりやすいのです。見た目で気づくことも難しいので、耳を定期的にチェックして、猫自身が耳を気にしたり変な臭いがしたりしていないかなどを見てあげるようにしましょう。
飼いやすい猫種 ② アメリカンショートヘアー
スコティッシュフォールドと同様にとても人気のあるアメリカンショートヘア。
とても毛色が豊富ですが、特に渦巻きのような模様のクラシックタビーが人気で、よく見かけるという方も多いのではないでしょうか。
アメリカンショートヘアは、とても賢くしつけがしやすいと言われています。
素直で懐きやすいという一方で、警戒心が強いので抱っこされるのが苦手という面もあります。
でも猫は基本的に単独行動を好む動物なので、他の猫種でもこのような性格の子はとても多いです。
気をつけなければならないのが、肥大型心筋症という心臓病です。
アメリカンショートヘアに限らず猫にとても多いのですが、尿路結石と並んでアメリカンショートヘアは肥大型心筋症に特にかかる可能性が高いとも言われています。
病気が進行してから気づくことが多いので、定期的に健康診断を受けさせてあげるのが良いでしょう。
飼いやすい猫種 ③ ペルシャ
「猫の王様」という異名を持つほどゴージャスな見た目のペルシャは、毛の長さと多さから大きく見えますが体重は一般的な猫とほとんど変わらず3kg〜6kgほどです。
性格は静かでおとなしく温厚で、しつけもしやすいと言われています。
落ち着いた性格なので、一緒に遊ぶということはあまりしませんが好奇心は旺盛です。
猫は自分でグルーミングができますが、ペルシャのように長毛の子は小まめなブラッシングと月2回を目安にシャンプーも必要になります。
放っておくと毛玉になってしまい皮膚を痛める原因にもなります。
家でのシャンプーが苦手な方は、ペットサロンや動物病院などで定期的にシャンプーしてあげてくださいね。
鼻が低い顔立ちなので、結膜炎などの目の病気にかかりやすい種類です。猫風邪やウイルス感染、アレルギーなどで発症しやすくなるので、室内飼いやワクチン接種を徹底するなどして防いであげましょう。
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