実はMIX(混血種)もオススメ
今までは純血種をご紹介してきましたが、実は初めて猫を飼うならMIX(混血種)がとてもオススメです。
MIXの猫は純血種のようにかかりやすい先天性疾患が少なく、母子感染などの重い病気さえなければ一生を通して、医療費がとても安いと言われるくらい健康的です。
猫の一般的な寿命である15歳を超えて20歳くらいまで生きる子も珍しくはありません。
ペットショップなどで購入しなくても、保護猫として多くいるので迎え入れやすいのも魅力的です。
特にこだわりがなければ、ぜひMIXの子も検討してみてくださいね。
猫を飼う際に覚えておきたい予備知識
「犬より飼いやすい」と言われる猫ですが、猫だからこそ気をつけなければいけないこともあります。
飼う前に覚えておいていただきたいことをいくつかご紹介します。
爪とぎに注意
猫といえば鋭い爪ですよね。
猫が爪とぎをするのには、マーキングや気分転換などの理由も含まれています。
そのため無理にやめさせるのは猫にとって、とてもストレスです。
大事な家具や壁を傷つけられたくないのであれば、早いうちから爪とぎを置いて、そこに導いてあげるようにしましょう。
お金がかかる
犬ほどではありませんが、猫を飼うのにもお金はかかります。
トイレ、キャリーバッグ、ご飯代に加えて年に1度のワクチンやノミダニの予防薬など、1年間で約16万円は必要とされています。
さらに犬と同様、子どもを望まないのであれば去勢・避妊手術も必要です。
「人間の勝手で可哀想」なんて声も見かけますが、不幸な命を増やさないため。
そして、子宮蓄膿症や卵巣がん・精巣がんなど、去勢・避妊手術によって防げる病気もたくさんあります。
手術をしないまま発情期を迎えると、猫は大きな声で鳴いたり、スプレーのようにおしっこを撒いたり、部屋から脱走して外に出ようとしたり、猫自身だけでは無く飼い主にとっても大変なことが多いです。
猫とご自分を守るためにも、しっかり考えてあげてくださいね。
上下運動ができる場所を作る
犬のように外での散歩は必要ありませんが、猫には上下運動が必要になります。
階段のあるお家なら必ずしも必要ではありませんが、マンションなど階段のないお家ではキャットタワーや段差のあるゲージを置いてあげるのがオススメです。
私は犬も猫も飼育経験がありますが、確かに犬よりは飼いやすいので、初めて動物を飼う方には猫のほうがオススメと言えます。
でも犬と同様にぬいぐるみではなく尊い命ですので、飼う前には必ず一生をかけて大切に育てていけるのかを考えてくださいね。
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