「ペットロス」とは誰でも陥る可能性がある
そもそも、“ペットロス”とはどういう状態のことなのでしょうか。
「ペットを失う」という直訳の意味の通り、亡くしたり迷子になったりして最愛のペットと別れた場合に、深い悲しみから立ち直れない精神状態のことを言います。
“ペットロス症候群”とも呼ばれるため、「病気なの?」という疑問もよく耳にしますが、病気ではありません。
しかしペットロスが原因で、行動や情緒に何らかの影響を与えて、精神的な症状を起こすこともあります。
今ではペットは家族同然で、愛玩動物から伴侶動物と呼ばれることが多くなりました。動物医療が発達し、ペットの平均寿命も延びてきています。
愛するペットと長く一緒にいられることはとても幸せなことですが、そのぶんお別れしたときの悲しさや苦しさは計り知れないものとなっています。
「ペットロスに陥るのは動物を飼っている中でも一部の人だけ」と思っている方が多いですが、決してそんなことはなく、誰でもペットロスに陥る可能性はあるのです。
ペットロスの症状
ペットロスは先ほども書いたように病気ではありませんが、さまざまな症状に現れることがあります。
常に体が怠く、何に対しても無気力
拒食や過食
深く落ち込む
不眠
集中力の低下
自責感や罪悪感
人によって症状はさまざまですが、「ペットが死んでしまったのは自分のせいだ」と思い込んでしまう人はとても多いです。特に家族の中でもペットといちばん密に接することの多い主婦層がペットロスに陥りやすいとも言われています。
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