【日傘ブランド店長に聞く】日傘の内側、正解の色は?遮光率の高い日傘だと体感温度は違うの?

心と体

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2020.08.25

夏本番となり、太陽の光が痛いと感じるほどの毎日が続いています。
そんなときに役立つのが「日傘」。日焼け防止はもちろん、手軽に日陰を作れるので暑さ対策にも便利です。
ただ、いざ日傘を選ぼうと思うと、いろいろな表示があって、どれがいいのか迷ってしまいがち。
そこで、兵庫県芦屋市で日傘ブランドを展開する芦屋ロサブランのリアルショップ店長に、日傘の選び方を教えてもらいました。

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チェックポイント①遮光率をチェックしよう!

出典:www.photo-ac.com

 ジリジリと太陽が照りつける今日この頃。紫外線が気になる!という方も多いのではないでしょうか。そんなときに有効なのが、「日傘」。紫外線対策のためにも、1本は持っておきたいアイテムです。

 では、どんな点に気をつけて日傘を選べばいいのでしょうか? 兵庫県芦屋発の100%完全遮光の日傘ブランド「芦屋ロサブラン」リアルショップ店長の奥村由来さんに、ポイントを聞きました。

「まずチェックしていただきたいのが、“遮光率”です。
遮光率とは、目に見える光(可視光線)を遮る力のことです。遮光率が高いほど光を遮る力が強いので、数値の高いものを選ぶのがポイントです」

遮光率が高いほど、日傘の下は涼しくなる

出典:www.ashiya-roseblanc.com

 上の写真は、遮光率の異なる3つの日傘が、どれくらい太陽の光を通しているかを比較したものです。

【写真右】
一般的な生地にポリウレタンコーティングをしてUVカット加工を施した日傘

【写真中央】
遮光率99%表示の日傘

【写真左】
100%完全遮光の芦屋ロサブランの日傘

「99%というと、一見かなり紫外線をカットしているようなイメージがありますが、意外と光を通していることがわかるかと思います。ほんの少しの数字の違いでも、このように結果は大きく変わります」(奥村さん)

 売り場では、「UVカット●%」という表示もよく目にしますが、UVカット率と遮光率は意味合いが違うと奥村さんは話します。

「一般的な生地にポリウレタンコーティングをしてUVカット加工を施すことで、紫外線はある程度反射して、防ぐことができます。ただ、UVカット加工の生地は光を通すので、そのぶん日傘の下の温度は高くなります。

 一方、遮光率の高い傘は、光をほとんど通しません。そのため、日傘の下の温度は上がりにくく、涼しく過ごせます。この夏はマスクをつけて過ごす方も多いと思いますので、涼しさという点から考えても、遮光率が少しでも高い傘がおすすめです」

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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