地味な食卓が垢抜ける!テーブルが一気に華やぐお花の使い方#フードコーディネーター進藤由美子のワンポイント

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 地味な食卓が垢抜ける!テーブルが一気に華やぐお花の使い方#フードコーディネーター進藤由美子のワンポイント
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③お花がない季節は枝ものやドライフラワーを使う

ウメモドキの枝に落ち葉を合わせた、晩秋のテーブルコーディネートです。②のルールに従って、同系色の朱塗りの漆器を並べています。

シンプルにドライフラワーのブーケを置いただけですが、これがあるだけで一気に景色がヨーロッパの田舎風になります。

生花が手に入りにくい季節は、お花以外の植物を用意することもできます。
ドライフラワーやプリザーブドフラワーは、季節を選ばず好きなお花や色をテーブルコーディネートに足すことができるので重宝しますね。

④お料理のテーマに合わせたお花を選ぶ

こちらは料理教室でベトナム料理をあつかったときのテーブルコーディネートです。

私の場合は、メインのお料理からお花をチョイスすることが多いです。少なくとも料理のジャンルと違和感のあるお花は避けましょう。

蓮はベトナムの国花なのでそれをコーディネートに取り入れたかったのですが、なかなか生の蓮の花は手に入らなかったので、ペーパーナプキンで蓮の花を折って代用してみました。

⑤お花を使ったソーシャルディスタンス

ドライフラワーをガラスケースに入れて標本のようにしてみました。

植物をみせつつ対面する間に壁をつくりました。壁とはいえ透明なので、目線を合わせてお話しすることができます。

このようにお花を斜めにずらしてセッティングすることで、人同士の距離をあけることもできます。

時勢がらソーシャルディスタンスを意識したテーブルコーディネート例もご紹介しようと思います。
本来テーブルに生けるお花は、対面に座った人の顔が隠れないように配慮しなければならないのですが、家族であっても人と人との距離をあけることが求められる今は、あえて少し隠れるようにしています。

さらに間にかさのあるお花を生けて、少しでもソーシャルディスタンスを保てるようにしています。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

進藤由美子

進藤由美子

料理撮影スタジオ経営を経て、2002年より料理教室「Cooking Studio Y」を主宰。国内や海外で食関連の知識や情報を長く研究し、その成果を毎月のレッスンで発表する季節の創作料理に生かしている。大人の遊び心にあふれた自由な発想のテーブルコーディネートにも定評があり、日々の食卓に新しい彩りを添えるヒントやアイディアとともに、笑顔の広がる豊かな食空間と時間を提供する。

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