日本初【アスリートフードマイスター村山彩】が教える、痩せる・健康なカラダを維持するための食事とは?

心と体

www.photo-ac.com
 日本初【アスリートフードマイスター村山彩】が教える、痩せる・健康なカラダを維持するための食事とは?

2020.11.03

体重を減らしたいと思って、過激なダイエットや偏った食生活を送っていませんか?
でも、極端な方法を続けていると、朝起きれなかったり、いざというときに集中できなかったり、からだの末端が冷えたりと、日常生活に支障が出ることも。
では、やせるため・健康なからだを維持するためには、どうしたらいいのでしょうか?
からだが資本のアスリートを食の面からサポートする「アスリートフードマイスター」の資格を日本で初めて取得した村山彩さんに、話を聞きました。

広告

アスリートフードマイスターをめざしたきっかけとは?

出典:ayamurayama.jp

「アスリートフードマイスター」という資格をご存知ですか? アスリートが最大限のパフォーマンスができるように、最適な食プログラムを提供する人材のことです。オリンピック選手やプロ野球・サッカー選手など、第一線で活躍するアスリートを「食」の面からサポートします。

 この「アスリートフードマイスター」の資格を日本で最初に取得したのが、村山彩さん。キュートな笑顔と健康的なプロポーションに惚れ惚れとしてしまいますが、じつは村山さんご自身も、かつて「食」に悩み、体重に一喜一憂していたひとりなのだといいます。

「もともと太りやすい体質で、学生時代はスリムでカッコいい安室奈美恵さんに憧れて、食事を抜いたり、何か1つのものだけを食べるダイエットをしたり、やせるお茶を飲んだりと、極端な食生活を送っていました。

 社会人になりひとり暮らしをするようになって、さらに食生活の乱れに拍車がかかりました。深夜まで働く日も多く、体型は気にしながらも食事を抜いてお酒を飲むような、今思えばからだのことを考えていない毎日でした。

 でも、30歳のときにからだを壊してしまって。当時、体重は軽かったのですが、からだが思うようにビシッと動かなくなったんです。手足は冷たいし、吹き出物はできるし、便秘にもなる。このままでは自分の人生よくないな、と思ったんです」

「私が“食べたもの”が、私を作っている」

出典:www.photo-ac.com

 ちょうどその頃結婚した村山さんは、自分と家族のことを考えて、真剣に「食」を見直すことにしました。モチベーションを維持するために野菜ソムリエの勉強を始め、見事資格を取得。また、旦那さんの友人から誘われたトライアスロンにも挑戦し、「運動」にも真剣に向き合うようになりました。
 時を同じくしてアスリートフードマイスターの資格が誕生。村山さんは食や栄養学についての知識を深めながら、トライアスロンの練習や試合で食べて試すという作業を何度も繰り返して、情報を裏づけていきました。

「そのときに強く感じたのが、 自分は“食べたものでできているんだ”ということ。こうして文字にすると当たり前に思えますが、たとえばトライアスロンの練習でからだの限界ギリギリまで追い込んだあと、100kcalのエナジージェルを飲むと、もうダメと思っていたからだがそのぶんだけ動くようになるんです。

 糖質はからだを動かすエネルギー源なのですが、それをどういう形でからだに取り入れるのかでも結果は変わってきます。ブドウ糖として食べるのか、白米として食べるのかで、エネルギーになるまでのスピードが違います。自分で食べて運動することでそれを実感できたし、栄養学の本を見直すと理論上でも説明がつく。食べたものがいまの自分を作っているんだなと、心の底から感じました」

からだに必要な栄養素が入っている、パフォーマンスの高い食材を選ぼう

出典:www.daiwashobo.co.jp

 村山さんは、トライアスロン挑戦3年目に館山わかしおトライアスロンで見事総合優勝。2人のお子さんを出産後、現在は実体験をもとに培った「食と運動」の知識をさまざまなメディアで紹介しています。

 そのひとつが、近著の『まずはこの17食材を 「いつもの食事」で健康になれる』。ちまたにあふれるほどの食材があるなか、栄養価が高く、かつ使いやすい食材を厳選。そうして選ばれた17食材の効能と食べ方について、詳しく紹介しています。

「どれも目新しい食材ではないので、“知ってるよ”と思われてしまうかもと悩みました。でも、大切なのは目新しさじゃないというのが私の結論です!」と村山さんは力強く話します。

「からだにいいというおしゃれな食材がちまたにはたくさん登場しています。そういうものを否定するわけではありませんが、身近なところにも優秀な食材はあるよ!というところにもっと光をあてたいと思ってこの本を書きました。

 本で紹介している17食材は、いわば食材の“一軍選手”。どれもからだに必要な栄養素がしっかり入っていて、手に入りやすくて使いやすいものです。スーパーにはたくさんの食材が並んでいますが、じつはパフォーマンスの高い食材ってそんなにたくさんありません。『何を買ったらいいの?』と迷ったときの軸にしてもらえたらうれしいです」

 次回は、この17食材のひとつを使った“万能調味料”のレシピを大公開。村山さんのオリジナルレシピをお楽しみに!

教えてくれたのは
アスリートフードマイスター 村山 彩さん
ラジオ局勤務を経て映像製作会社でプロデューサー業を務めていたとき、多忙から体を壊したことをきっかけに「食と運動」を見直し、野菜ソムリエ、アスリートフードマイスターの資格を取得。自身でもトライアスロンを始め、3年目に大会で優勝。現在は「食×運動=豊かな心・健やかな体」をモットーに、健康維持の仕組みづくりを広めている。『あなたは半年前に食べたものでできている』、『まずはこの17食材を 「いつもの食事」で健康になれる』など著書多数。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告
saitaとは
広告