おそうじごはん① 肉と野菜の重ね蒸し
ひとつめは、「肉と野菜の重ね蒸し」です。鍋で作ってもいいのですが、炊飯器を使うととても時短になります。
豚肉、豆腐、そして冷蔵庫にある野菜を食べやすい大きさに切ります。炊飯器に入れて、白だしを30cc~50cc入れて炊飯。豆腐や野菜から水分が出るので、水は入れないようにしましょう。
これでできあがりです。
野菜は煮込めるものなら、大体何でも合います。私がよく使うのは、人参、白菜、キャベツ、大根、じゃがいも、ねぎ、きのこなどです。ただ、生のトマトは、入れると酸味が出るので、好みが分かれるかもしれません。
トマト缶を入れると洋風になりますし、キムチを入れるとまた違った味わいを楽しめます。
おそうじごはん② 無水ミートソースの素
ふたつめは、こちらも炊飯器で簡単に作れる「無水ミートソースの素」です。
冷蔵庫にある野菜をみじん切りにします。チョッパーを使うと簡単です。玉ねぎ、人参、セロリ、青菜、なす、大根、きのこ類などがおすすめ。
みじん切りにした野菜と、ひき肉、トマト缶を炊飯器に入れて、炊飯します。小さな子どもがいなければ、ここでコンソメ、酒、にんにく、生姜なども入れておきましょう。
最後に、塩胡椒や醤油で味をととのえてできあがり。
パスタにかけるミートソースとして使うなら、ハヤシライスのルウを1~2個溶かすとおいしくなります。また、カレールウを入れるとキーマカレーに。
ミートソースの素に水とコンソメキューブを足してレンジ加熱すると、お肉も野菜もとれるスープが簡単に完成します。
おそうじごはん③ 野菜のオイル蒸し
最後に紹介するのは「野菜のオイル煮」です。
好みの野菜を薄切りにします。フライパンにオリーブ油を入れ、たっぷりの野菜、ウインナーやベーコン、肉などの脂のあるもの、チューブにんにく少し、顆粒コンソメを入れます。上からもオリーブ油を回しかけます。
よく混ぜたら蓋をして、くったりするまで蒸します。野菜がすべて柔らかくなったら、塩で味をととのえてできあがり。
こちらもいろんな野菜が合います。キャベツ、人参、玉ねぎ、ブロッコリー、きのこ類など。
メニューを決めておくだけで、考える時間を「貯められる」
時短の究極のコツは「ええと…」をなくすことです。「おそうじごはん」は、0から何かを考えたり、どれにするか迷ったり、レシピをその都度探したりする時間がないので、考える時間を貯めていけます。
料理は、メニューを決める時間をなくすだけで簡単になります。
そろそろ使い切りたい野菜がたっぷりある。そんなときは、この3つの「おそうじごはん」からどれか1つを選んで作ってみてください。簡単だし、フードロスも防げますよ。
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